ラーメン評論家・大崎裕史の「ラーメン最前線」(第12回)

首都圏で食べられる個性的な「ご当地ラーメン」!

2014.09.18 Thu連載バックナンバー

 ラーメンの面白さは、地域によって違う「ご当地ラーメン」が存在することである。「ご当地ラーメン」とは、「札幌ラーメン」「喜多方ラーメン」など、その土地に根ざした特徴のあるラーメンのことだ。旅行して食べてもらうのが一番だが、首都圏でも食べられるご当地ラーメンは意外とある。

 今回紹介するご当地ラーメンの店は全5軒。「徳島ラーメン」、「天理ラーメン」、「博多ラーメン」、「高井田ラーメン」と、海外から「ドイツラーメン」だ。

 

徳島ラーメン「中華そば JAC」(高円寺:2012/9/9オープン)

 高円寺の環七沿いにある店。暖簾や大きな看板があるわけではなく、目立たない。それでも常時お客さんが来る人気店。店主は徳島出身で、私も食べたことのある某有名店をリスペクトしており、それをモチーフに、東京用に動物系(豚骨)を少し強めにしてアレンジしている。

 徳島ラーメンはチョコレート色のような黒いスープで、味も甘いのが特徴だが、その甘さを抑えて、東京の人に食べやすくしている。肉はチャーシューではなくバラ肉。これも徳島の特徴でご飯が合う。生卵は最初から入れるのではなく、別皿で用意してくれるのはありがたい。最初に卵無しで食べて、ちょっと味濃いめに感じると思ったら卵を加えてマイルドにして食べるのがオススメ。… 続きを読む

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連載記事

実は関東のご当地ラーメン「タンメン」の名店5軒
大崎 裕史

大崎 裕史

株式会社ラーメンデータバンク取締役会長 日本ラーメン協会理事

毎年駒沢オリンピック公園で開催されている東京ラーメンショー実行委員長。自称「日本一ラーメンを食べた男」(2016年8月で約23,000杯)として雑誌やテレビに出演。ラーメン集合施設やカップ麵などの監修も多数の実績あり。著書として「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)、「無敵のラーメン論」(講談社現代新書)、他。

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