ラーメン評論家・大崎裕史の「ラーメン最前線」(第10回)

内緒で教えます!テレビに出ない取材拒否ラーメン店

2014.08.20 Wed連載バックナンバー

「取材拒否店」というと、頑固オヤジがやっている気むずかしいお店……というイメージを抱く人が多いかもしれない。もちろん、中にはそういう店もあるかもしれないが、今回はテレビや雑誌には出ないけれど、おいしく気持ちよく食べられる店を5店舗紹介する。

 

松波ラーメン店」(松陰神社前:2009年4月14日オープン)

 開店当初から評判は良く、5年経った今でも相変わらず人気でほぼ満席で待ちもできるほど。スタッフも一生懸命動いて活気があり、それだけで「うまいラーメンが出てくる」気配を感じる。

 何度も来ているが、いつも頼むのは、いわゆる全部入り的な「得心麺」(1,130円)だ。この系統のチャーシューは煮豚ではなく焼き豚だし、餡がたっぷりのワンタンも外せない。どちらかというといろいろなメニューを味わう“コレクター”の私でも、ここに来ると同じものを頼む“リピーター”になってしまうのだ。

 普通は同じラーメンを何度もリピートすると、最初の感動が薄れていくモノである。味の慣れやサプライズが無くなることが、そうさせるのであろう。しかし、この店はそれぞれのパーツが良くできており、毎回感動する。… 続きを読む

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大崎 裕史

大崎 裕史

株式会社ラーメンデータバンク取締役会長 日本ラーメン協会理事

毎年駒沢オリンピック公園で開催されている東京ラーメンショー実行委員長。自称「日本一ラーメンを食べた男」(2016年8月で約23,000杯)として雑誌やテレビに出演。ラーメン集合施設やカップ麵などの監修も多数の実績あり。著書として「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)、「無敵のラーメン論」(講談社現代新書)、他。

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