タケ小山の「ベストスコアを出すための秘訣」(第5回)

実践術をさらに進化させる『お好み』を体得しよう

2014.06.13 Fri連載バックナンバー

 さぁ、今回から実践編に完全突入となります。初心者の方には、前回までの準備段階でどのようにゴルフに向き合えば良いのか理解していただけたと思います。中級者レベルの方には、忘れかけていた何かを掴んでいただけていれば幸いです。今回からは、ハッとするような驚きもありますので完全保存版でどうぞ。

 

『持ち球』の続き

 前号もテーマに挙げた『持ち球』ですが……私は黄色のボール、いや私は赤です、なんて、ご自分がプレイしているボールのお話ではありません。私の言う『持ち球』とは、ご自分のスイングから打ち出されるボールがどのように飛んでいるか、放たれた球が持つ情報を見極めること。つまり、“自分の放つ最も多くみられるショットを認知する”ということです。放たれる球は、右に曲がるのか、左に曲がるのか。打ち出しは低いのか、高いのか。打ち出しは低いけど途中からは高スピンで舞い上がっていくのか、逆に打ち出しが高くスピン量が低く、伸びのあるショットになっているかとか……前後左右に意識を広げ、自分の打ち出すボール『持ち球』を認識して欲しいのです。

 なぜそれが大切かというと、18ホールを毎回完璧なショットでプレイし続けることは世界一のプレーヤーでも不可能であることを理解してほしいからです。放たれたショットのほとんどは、サイドスピン(右または左へボール回転軸が倒れること)が入り“曲がる”ということを意識して欲しいのです。その「右か?」「左か?」の回転軸を真っ直ぐする必要もありません。なぜならば、必ず右に曲がるボールや、左に曲がるボールが打てれば、ゲームは易しくなるからです。

 「右側にはOBがある。でも私のボールは100回打っても90回は左へ曲がり、右には曲がらない。だから、打てばかなりの確率でOBにはならない」。そんなプレーヤー、素晴らしいではありませんか。それこそが、まさに『持ち球』なのです。真っ直ぐ飛ばす、真っ直ぐな球を打ちたいという願望も欲も捨ててください。持ってほしいモノは自分のボールがどのように飛んでいくか認知された『持ち球』です。

格言『カラーボールも直球も必要なし。素直な気持ちの持ち球が一番!』

 

『一方通行』

 あれ、タケさん? 今回からは実践編でしたよね?……聞こえてきますよ、皆さんの声(笑)。

 『一方通行』って運転免許の更新に必要な講習ではありませんのでご安心を。ここでの一方通行とは、… 続きを読む

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小山 武明

小山 武明

ゴルフ解説者・プロゴルファー

1996年、世界初の米国ゴルフ専門局・ザ・ゴルフチャンネルでの解説スタート当初から、視聴者からのFAXやメールを使い双方間放送を実現。
米国在住ながら各メディアからの執筆、コメント依頼などが殺到。同時に解説者としても認知された。08年には早稲田大学大学院にてスポーツマネジメント・スポーツ科学修士を終了し、各界のスポーツ関係者との親交も深い。数年に渡り、年間40試合×4日間×3時間放送(年間480時間)のゴルフトーナメントを担当してきた解説は、他の追随を許さない。

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