タケ小山の「ベストスコアを出すための秘訣」(第10回)

『フェードとドロー』『高低の打ち分け』ドリル

2014.08.24 Sun連載バックナンバー

 おかげさまで随分と好評をいただいているレッスン編! スイングを変えることをあまりお勧めしないのですが、ここまで皆さんに好評であるのなら、あまりスイングに手を入れなくとも『持ち球』を手に入れる方法をお教えしたいと思います。

 とは言え、大きなスイングチェンジは培ったモノすべてを変えてしまう危険があるので、直接指導できない本コラムではマイナーチェンジを行うまでにとどめておきましょう。でも必ず変化しますので、やるからには真剣にドリルをこなしてくださいね。

 

『フェードのドリル』

 前回コラムの最後に、フェードとスライス、ドローとフックの定義を書いて終わりにしました。つかまったボールであればあるほど、曲がり幅が少なくなり、ストレートに限りなく近づいてくると表現しました。何度も言うように、真っ直ぐな球を打てる完璧なスイングは存在するのでしょうが、いまだかつて見たことはありません。長い間、解説業を営んでいて「このスイングは完璧だな」と思っても、「どちらかに曲がるだろうな」と感じるモノです。事実それはどちらかに曲がるし、曲げた方がやさしいのがゴルフだからです。

 さて、ゴルフを始めたほとんどの方が、スライスに悩まされます。それはなぜなのか? ゴルフスイングは右利きの方なら、利き手の右手グリップは体から遠い方へ、左手グリップは体に近い方へきます。プラス、右手は左手をかぶせるように上にのしかかります。どうでしょう?  右肩、体の右サイドが前に出ていませんか? この状況でスイングすると、ボールに当たるインパクト前に、体の右サイドがボールへ近づきスイング軌道はカットになるため、ボールにスライス回転が入りやすくなるのです。このスライス回転を抑えることができれば、スライスが“つかまったフェード”へと移行していくのです。

 なぜスライスになるのかを理解したうえで、次はドリルに入ります。ボールに当たるまで体の右サイドが出ずにいることができれば、スイング軌道はインサイドからインパクトを迎えることができるのですから、その軌道になるように体を動かすドリルをすればよいのです。

 一番効果的なのが… 続きを読む

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小山 武明

小山 武明

ゴルフ解説者・プロゴルファー

1996年、世界初の米国ゴルフ専門局・ザ・ゴルフチャンネルでの解説スタート当初から、視聴者からのFAXやメールを使い双方間放送を実現。
米国在住ながら各メディアからの執筆、コメント依頼などが殺到。同時に解説者としても認知された。08年には早稲田大学大学院にてスポーツマネジメント・スポーツ科学修士を終了し、各界のスポーツ関係者との親交も深い。数年に渡り、年間40試合×4日間×3時間放送(年間480時間)のゴルフトーナメントを担当してきた解説は、他の追随を許さない。

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