健康の大敵・脂肪の仕組みを読み解く

あなたの食生活は大丈夫?食事が及ぼす健康への影響

2014.02.18 Tue連載バックナンバー

 2014年が始まって早1か月以上が経った。年末年始は忘年会に新年会、さらにはお正月の食べすぎで体重が増えてしまったという人も多いはず。その体重、運動をすることもなく、増えたままになっていないだろうか?

 しかし体重の増加を放っておくと中性脂肪が増え、体に害をもたらす可能性がある。中性脂肪の危険とは何か?そして、中性脂肪はどのようにすれば減らせるのか?今回はビジネスパーソンが最高のパフォーマンスをするための健康管理法を探ってみよう。

 

脂肪は何のためにあるのか?

 根本的な話ではあるが、食べ過ぎで体重が増加してしまう理由は、体内に余分に摂取した無駄な脂肪が発生しているから。だが、脂肪のすべてが無駄というわけではない。

 人間の体内には、遊離脂肪酸、リン脂質、コレステロール、中性脂肪の4種類の脂肪が存在する。このうち遊離脂肪酸は、生きていくために必要なエネルギーとして利用され、リン脂質は細胞膜を形成する主な成分として利用される。

 コレステロールは体に良くないと思っている人も多いだろう。確かにコレステロールの過剰摂取は生活習慣病を引き起こすことがあるが、細胞膜やホルモン、胆汁酸の形成に必要な成分であり、実は生きていくためには欠かせないものという側面もある。

 中性脂肪も、必要に応じてエネルギーとして使用されるが、使用されない分は皮下脂肪や内臓脂肪などの体脂肪として蓄えられる。蓄えられるだけであればまだいいが、血液中の中性脂肪が増えると、後述するがコレステロール同様に生活習慣病の引き金になってしまうので気を付けなければならない。

 この中性脂肪は、体内でどのように作られるのか。… 続きを読む

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高岡 学

高岡 学

日本水産株式会社(ニッスイ)にて「EPA/DHAなどの機能性脂質」「海産物からの機能性素材の創出」をコンセプトとしたファインケミカル事業に従事。世界で初めて青魚から高純度のEPAを抽出・精製したニッスイの高い技術を活かしたEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)などの高度不飽和脂肪酸を活用した商品を提案している

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