そろそろジャズを聴きはじめてみませんか?(第3回)

新鋭&定番 奥深きアーティストの世界

2014.02.19 Wed連載バックナンバー

 「音楽は終わってしまうと共に消え去ってしまい、二度とそれを取り戻すことはできない」後世に大きな影響を与えたジャズマンの1人、エリック・ドルフィー(”On Green Dolphin Street” Eric Dolphy Quintet)の言葉です。そんな名言を残すような偉人の演奏を聴かずにいられるでしょうか? ジャズの世界には、そんな聴き逃せない達人がひしめいています。

 

真珠湾攻撃前年にクラシックとモダン

出典:Henry Sakaida “Imperial Japanese Navy Aces,
1937-45″ p16

 ジャズにはさまざまなカテゴリーがありますが、大まかに分けると「クラシックジャズ」と「モダンジャズ」に分類できます。1940年ごろより前のものをクラシック、それより後のものをモダンと呼ぶのが一般的です。ちなみに、1940年は真珠湾攻撃の前年で、米国では映画「風と共に去りぬ」に出演した女優のハティ・マクダニエルが黒人初の助演女優賞を獲得した年、といえば時代背景がわかりやすいでしょうか。

 そんな1940年以前に流行したクラシックには「ディキシーランド・ジャズ」と「スイング・ジャズ」という有名なカテゴリーがあります。このうちディキシーランド・ジャズはソロ演奏を重視する小規模編成の黒人バンドが多く、曲では”聖者の行進”、ミュージシャンではルイ・アームストロング(”What a wonderful world”など)が有名。

 一方、スイング・ジャズを演奏するのは大規模楽団で、アンサンブル演奏がメインでした。白人がリーダーをつとめるベニー・グッドマン楽団(”Stompin’ At The Savoy“)などがよく知られています。… 続きを読む

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谷垣 吉彦/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

谷垣 吉彦/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

フリーランスライター

アダルト層向け商品の販促プランニングや、経営・医療系書籍の企画・立案・執筆など、幅広い分野でライターとして活動する。大阪ミレニアムミステリー賞を受賞するなど、エンターテイメント分野での実績も評価されている。

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