忘年会シーズンを健康に乗り切る(第3回)

体調でダウンも 女性の飲酒には3つの注意点があった

2013.12.02 Mon連載バックナンバー

 お酒が入る席では、日ごろ職場でビジネスマンとして付き合っている同僚や上司と、開放的に語り合えるのが楽しいところ。ただ、まだまだ男性主導で催されることが多いため、女性に対する配慮は見過ごされがちです。特に健康面では男性より細かな気配りが必要なので、上司や同僚といった立場からの配慮も大切です。

 

飲酒リスクは男性の2倍?

 近年では、普段からお酒をたしなむ女性が増え、忘年会でも男性社員より豪快に飲む女性社員を見かけることは、それほど珍しくありません。2009年に厚労省が発表した調査データによると、20代前半では男性の飲酒率が83.5%なのに対し、女性は90.4%。女性の方が飲む人が多い、という結果も出ています。

 ただ、お酒が健康に与える影響を比べると、女性は男性より悪影響を受けやすいことは、しっかり認識しておかねばなりません。もともとの体格差があるため肝臓が小さいこと、女性ホルモンにアルコール分解酵素を抑えるはたらきがあること、男性より体内の水分量が少ないことなどが重なって、アルコールの処理能力には大きな男女差があるのです。

 男性の半分の量で肝障害や肝硬変を発症する、といわれているほか、飲酒による脳卒中のリスクも、男女では大きな差がある、という研究結果を今年9月、国立がん研究センターと大阪大学などの合同チームが発表しています。

 また、乳がんや流産、不妊など、女性特有の健康障害もお酒を飲むことで発症リスクが高まる、といわれていて、健康面で気をつけるべきことは、男性に比べてずいぶん多い、と考える必要があります。… 続きを読む

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谷垣 吉彦/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

谷垣 吉彦/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

フリーランスライター

アダルト層向け商品の販促プランニングや、経営・医療系書籍の企画・立案・執筆など、幅広い分野でライターとして活動する。大阪ミレニアムミステリー賞を受賞するなど、エンターテイメント分野での実績も評価されている。

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