聖地巡礼!有名チェーン1号店を訪ねて(第8回)

庶民の胃袋を支える!立ち食いそばの聖地探訪

2013.12.30 Mon連載バックナンバー

 今回は立ち食いそばチェーン店の1号店を巡ってきました。サラリーマンの懐にやさしい低価格のうえに、時間がない時でもパッと食べられて、おいしさも満足感もバツグン!今や海外にも出店している日本発祥のファストフード、立ち食いそばの聖地にあなたも出かけてみませんか?

 

店内のBGMに演歌が流れる哀愁あふれる、元祖・立ち食いそば!

・名代 富士そば1号店(渋谷下田ビル店/東京都渋谷区宇田川町35-6)

 東京の立ち食いそばとして最も有名な「富士そば」1号店は、渋谷駅前近くにある有名なファッションビルSHIBUYA109のすぐそばという繁華街の一角に位置しています(立ち食いそば店と呼ばれていますが、現在はほとんどの店舗で椅子席を備えています)。

 創業者の丹道夫氏(現・社長)は、1960年代前半に友人と立ち上げた不動産ビジネスが大当たり! 一時は超リッチな生活を送っていたそうです。ただし、そうした時代は長く続かないと考えて、いくつかの事業を立ち上げましたが、ほとんどが失敗に終わりました。その中で唯一残っていた立ち食いそば店を24時間営業にしたところ、深夜に働く人々に大評判となり、店名を「富士そば」として1966年に渋谷のこの場所に1号店をオープンさせました。

 富士そばのめんつゆは、日高こんぶと焼津直送の鰹節を使って毎日各店舗でダシをとっているのが特徴です。そのために店によって若干味が違っています。1987年、業界に先駆けてそばを手間とコストのかかる「生そば」に切り替え、メニューの質向上を図っています。

 また、現社長の丹道夫氏には「丹まさと」というプロ作詞家の一面もあります。そのため、店内には同氏が作詞した演歌のポスターが貼ってあり、そのCDを店舗で購入したりすることもできます。その中にはなんと5万枚を超えるヒット曲もあり、同氏が作詞した曲が店内のBGMとして流れることもあるそうです!

 2013年7月に富士そばは一都三県に100店舗を達成。今や立ち食いそば業界を代表するブランドとなっています。2012年には、新業態「つけ蕎麦 たったん」1号店(渋谷並木橋本店)をオープンするとともに、2013年には海外展開をスタートし、インドネシア・ジャカルタに1号店を出店しています。… 続きを読む

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黒木 泰二郎/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

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フリーランスライター&コピーライター、ディレクター

広告制作会社から独立後、フリーランスライターとして新聞、雑誌、ウェブなどさまざまなメディアで活躍。得意分野はIT、オーディオ、自動車、教育、保険、住宅など。取材・執筆をはじめキャッチコピー、ネーミング、販促企画、翻訳リライトなど多様なライティングニーズに対応可能。
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