「デキる人」は知っている言い回しテクニック大公開(第2回)

言いにくいことを上手に伝える秘訣とは?

2013.08.18 Sun連載バックナンバー

 ビジネスの現場で即使える気の利いた言い回しを大公開する本連載、2回目は、相手に対して言いにくいことを上手に伝える時のフレーズです。取引先や協力会社、社内のメンバーに対して、「依頼」「断り」「反論・指摘」する時に、やんわりとした表現でありながらキチンと自分の意志を伝えられる便利な言い回しを紹介します。

 

相手に気持ちよく引き受けてもらう上手な頼み方とは?

相手に気持ちよく引き受けてもらう上手な頼み方とは? ビジネス上の依頼・要求・督促といった交渉をする時は、とにかく相手を立てることが物事をスムーズに進めるポイントです。たとえささいな依頼であっても、それは変わりません。決して自分本位ではなく、先方の都合もきちんと聞きながら、丁寧にお願いする姿勢が大事だといえます。以下のようにいくつかのケースに分けて紹介してみました。

【あらたまって依頼をするとき】

「無理は承知のお願いなのですが」
※それほど無理じゃないときでも、物事をうまく依頼できる定番フレーズです。

「身が縮む思いでお願いするのですが」
※お金が絡む、無理なお願いをするときに効果的なフレーズ。

「たってのお願いで参りました」
※「たって」とは、「無理に」、「敢えて」を意味する言葉で、こちらが困っていることを強調できます。

【相手を持ち上げて頼む】

「お忙しい◯◯さんだからこそ、敢えてお願いに上がったのです」
※忙しいことを理由に断られそうな時にそれを逆手にとって頼み込むことがポイントです。

「◯◯さんは仕切り上手で、交際も広いですから」
※自尊心をくすぐって、依頼や要求を断りにくくするフレーズです。

【期日が迫っている時の催促フレーズ】

「いつも無理ばかり言って心苦しいのですが、現在の進捗状況はいかかでしょうか?」
※差し迫った状況であるという認識を持ってもらえる言い回しです。
 
「催促がましくて恐縮ですが、何日くらいまでにお返事いただけるでしょうか?」
※一方的に催促するのではなく、具体的に相手の言葉を引き出すことが大事です。

【反感を買いにくい督促のフレーズ】

「いつ頃でしたらご入金いただけるでしょうか?」
※ストレートに「返してください」というと反感を買うので、質問するカタチで相手に考えてもらえば、交渉は進めやすくなります。

「以前にお貸しした◯◯は、まだ使っていらっしゃいますか?」
※婉曲的に、返してほしいということを伝えるフレーズです。

 

言いづらい「お断り」の言葉を相手にどう伝える?

言いづらい「お断り」の言葉を相手にどう伝える? できるだけ角が立たないように断りを伝えるには、相手の希望に添えないことへの「お詫び」や「残念な気持ち」を表現することが大事です。ただ、断るにもさまざまなケースが考えられます。やんわりと断るべきか、次につなげるべきか、状況に適した言葉を選ぶことがポイントです。

【好印象を感じさせる断りの時の基本】

「精一杯やってみたのですが、お役に立てず申し訳ありません」
※こちらの努力も伝えたうえで断ることで、無下に断る印象を抑えることができます。

「ただただ力不足でして」
※自分は未熟であるとへりくだって、断りの意志を伝えるフレーズです。… 続きを読む

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黒木 泰二郎/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

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フリーランスライター&コピーライター、ディレクター

広告制作会社から独立後、フリーランスライターとして新聞、雑誌、ウェブなどさまざまなメディアで活躍。得意分野はIT、オーディオ、自動車、教育、保険、住宅など。取材・執筆をはじめキャッチコピー、ネーミング、販促企画、翻訳リライトなど多様なライティングニーズに対応可能。
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