元客室乗務員が教える経営者のためのビジネスマナー(第4回)

知っておきたい上席と和室のマナー

2013.08.30 Fri連載バックナンバー

 皆様こんにちわ。株式会社ミントスのビジネスマナーインストラクター大石信子でございます。前回は江戸仕草についてお話いたしました。ご参考になりましたでしょうか。第4回は、上席と和室のマナーについてお話していきたいと思います。

 「上席」という言葉は皆様よくご存じのことと存じます。一応は知っているけれど、こんな場合はどうなのかなとお迷いになったことはありませんか?今回は日常出会いそうな場面を確認していきましょう。

 

応接室の上席

 よそのお宅を訪問なさり、他の企業様を訪問なさる時、通された応接室ではどこに座ったらよいのでしょうか?
応接室の上席 その前に、一般的な応接室の配置を考えてみましょう。よくあるのが応接用のテーブルを挟んで長椅子(A、B、C)と一人用の肘掛椅子が2脚(D、E)という配置です。出入口に近いほうに肘掛椅子が並びます。これは様々な新入社員研修で必ず教えているのですが、どこが上席ですかという問いに、長椅子、肘掛椅子と答えが分かれるのが普通です。

 正解は長椅子ですが、肘掛椅子は名前の通り、肘掛がついていますし、ゆったりとしているので、こちらが上席と考える人もいるようです。
 上席の基本は、次の2点です。

・お客さまは長椅子
・出入口から遠い席が上席(A)

 まずこの基本を確認いたしましょう。それに加えて、絵画が掛けてあるとか、窓からの眺めが良いなどということも上席の条件に入ります。応接室に通されて遠慮してお客さまが肘掛椅子に座ることがないように気をつけましょう。
 また、書類カバンなどの置き場所を迷う方もいらっしゃるでしょう。応接室のテーブルの上でカバンを開けるのは不作法です。大切になさっている敷物があるかもしれません。ご自身の膝の上で開けましょう。

 

乗用車の上席

 乗用車にも上席があります。順番は以下のとおりです。… 続きを読む

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大石 信子

大石 信子

株式会社ミントス 取締役副社長

日本航空株式会社 客室乗員部 国際線客室乗務員・ビジネススクールスチュワーデス課講師・JALコーディネーションサービス(現JALアカデミー)接遇マナーインストラクター・大手金融機関CS指導員を経て2007年に株式会社ミントスを設立、取締役副社長に就任。2008年より城西国際大学観光学部ビジネスマナー講師として教鞭をとる。
接遇マナーインストラクターとして20余年、主に金融機関、介護福祉施設を中心に年間100回近くの研修、講演の依頼がある。
株式会社ミントス http://mintos.jp

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