元客室乗務員が教える経営者のためのビジネスマナー(第11回)

ここがポイント!スマートな旅の楽しみ方 その2

2013.12.08 Sun連載バックナンバー

 皆さまこんにちは。私は株式会社ミントスのビジネスマナーインストラクターの大石信子でございます。前回に引き続き、「スマートな旅の楽しみ方」についてお話いたします。

 

旅の楽しみ方「機内編」

 旅の移動手段として皆様がよくお使いになるのが飛行機か列車、中には船舶という方もいらっしゃるかと思いますが、元客室乗務員として飛行機の旅についてお話いたします。

 前回は搭乗時のマナーと手荷物についてお話いたしました。座席についてまずしなければならないことは手荷物の収納です。飛行機は離着陸時が一番事故の起きる可能性が高く、万が一の時にすべてのお客さまに安全に機外に脱出していただくために、いくつものルールがあり、客室乗務員の訓練の中でも保安要員としての訓練にかなりの時間を費やします。離着陸時の緊急脱出の際、脱出の妨げにならないように手荷物はすべて上の収納スペースか前の座席の下にきちんと収納することになっています。国際線のファーストクラスですと、座席もゆったりとしており、各座席には収納スペースが設けられていますのでご不便はないかと思います。国内線やエコノミークラスの場合は収納スペースが限られていますので、持ち込み手荷物にも工夫が必要です。せっかくの空の旅が荷物に埋もれているようでは楽しくありませんし、スマートではありません。

 

シートベルトは常に締めておきましょう

 席に着いて手荷物の収納が終わりましたらシートベルトをお締めください。飛行機のシートベルトは、頭上のシートベルトサインが消えても飛行中は締めておくことをお勧めします。現在では機内は常時禁煙ですので、タバコを召し上がる方はいらっしゃいませんが、離陸後シートベルトサインが消えるや否やシートベルトを外してしまう方がいらっしゃいます。私たち乗務員は乗務中こそベルトは締めませんが、プライベートで乗る際は必ず常時シートベルトを締めています。

 ご存じのように空を飛んでいると気流の悪いところを通過することがよくあります。雲の中やあらかじめ揺れることが予想される場合はキャプテンがシートベルトサインをONにし、乗客の安全をはかりますが、突然何の前触れもなく気流が乱れる「クリアエアタービュランス」という現象が起こることがあります。… 続きを読む

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大石 信子

大石 信子

株式会社ミントス 取締役副社長

日本航空株式会社 客室乗員部 国際線客室乗務員・ビジネススクールスチュワーデス課講師・JALコーディネーションサービス(現JALアカデミー)接遇マナーインストラクター・大手金融機関CS指導員を経て2007年に株式会社ミントスを設立、取締役副社長に就任。2008年より城西国際大学観光学部ビジネスマナー講師として教鞭をとる。
接遇マナーインストラクターとして20余年、主に金融機関、介護福祉施設を中心に年間100回近くの研修、講演の依頼がある。
株式会社ミントス http://mintos.jp

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