ワインを楽しみ、人生を楽しむ(第2回)

国際線ファーストクラスのワイン

2013.07.30 Tue連載バックナンバー

 皆様こんにちは。株式会社ミントスのビジネスマナーインストラクター大石信子でございます。前回の「ワインとの出会い」はお読みいただけましたでしょうか。今回は、「国際線ファーストクラスのワイン」についてお話していきたいと思います。

 

飛行機のファーストクラスとは

 まず、飛行機のファーストクラスについてご説明いたします。飛行機の機内というところはもっとも分かり易く差別化された世界です。機内前方からファーストクラス、ビジネスクラス、最近始まったプレミアムエコノミークラス、そして一般的なエコノミークラスと分かれています。出張、ビジネスのお客様がよくお使いになるのがファーストクラス、ビジネスクラスです。パッケージツアーはエコノミークラスが多いです。このクラスは航空運賃により分かれています。以前、景気が昇り調子の頃は日本航空の国際線はファーストクラスから埋まっていくとさえ言われたほどです。バブルが崩壊し、今はそうとも言えなくなってきました。

 クラスの違いで一番わかりやすいのが座席です。前方の座席に行くほど座席はゆったりと広くなっていきます。新しい機種では隣の方がまったく見えない作りのシートになっており、機内という限られた空間の中では何とも贅沢なことです。
飛行機のファーストクラスとは 私が感激し、友人に伝えた事柄の中にトイレがあります。ご存じのように機内のトイレには窓がありません。まったくの密室です。窓がないのが当たり前のことだと思っていました。それが、機種にもよりますが、窓のあるトイレがファーストクラスにはあるのです。窓の下にあるボタンを押すと不思議な仕掛けですが、曇りガラスが一転して透明なガラスに変わり雲海が見えます。窓の外は誰もいない青空と雲だけ、明るい室内でお化粧直しもウキウキします。また、機内のトイレはステンレスの渋い銀色のカウンターがほとんどですが、人口大理石のアイボリーのカウンターがついていて窓を開けたり閉めたりして楽しんでしまいました。

 一昔前は「ハッピコート」を機内でお客様にくつろいでいただくために提供していました。赤や紺色の派手な法被(はっぴ)に鶴のマークがついていたのを記憶しています。外国のお客様には珍しさもあり好評でした。これは何かと聞かれた時には「Happy coat」と伝えるように言われていました。はっぴとHappyを掛け合わせた洒落たネーミングですね。
 ビートルズが初めて来日した折、… 続きを読む

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大石 信子

大石 信子

株式会社ミントス 取締役副社長

日本航空株式会社 客室乗員部 国際線客室乗務員・ビジネススクールスチュワーデス課講師・JALコーディネーションサービス(現JALアカデミー)接遇マナーインストラクター・大手金融機関CS指導員を経て2007年に株式会社ミントスを設立、取締役副社長に就任。2008年より城西国際大学観光学部ビジネスマナー講師として教鞭をとる。
接遇マナーインストラクターとして20余年、主に金融機関、介護福祉施設を中心に年間100回近くの研修、講演の依頼がある。
株式会社ミントス http://mintos.jp

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