これで部下に自慢できる!最新IT・デジモノ用語解説(第18回)

無料でもビジネス成立!?「フリーミアム」の仕組み

2013.06.15 Sat連載バックナンバー

 中高年ビジネスマンのために、最新IT・デジモノ用語をわかりやく解説するシリーズ。第18回のテーマは、基本的なサービスを無料で提供し、それ以上の高機能を求めるユーザーに課金したり、有償版へ移行させたりして採算を取るビジネスモデル「フリーミアム」について解説します。

 

フリーミアムは、フリー (無料)とプレミアム(割増金)を合わせた造語

フリーミアムは、フリー (無料)とプレミアム(割増金)を合わせた造語 そもそも「freemium(フリーミアム)」とは、「free(フリー)」(無料)と「premium(プレミアム)」(割増金)を合わせた造語で、米国のベンチャー投資家、フレッド・ウィルソンが2006年に自身のブログを通じて提唱したのがきっかけとなって使われるようになりました。その後、09年7月にロングテール(多品種少量販売によって総体としての売り上げを確保するネット上のビジネス手法)の提唱者である、クリス・アンダーソン(写真)が発表した書籍『Free: The Future of a Radical Price(邦題:フリー<無料>からお金を生みだす新戦略)』で大きく注目されるようになりました。この書籍(英語版)は発売と同時にネット上での無料ダウンロードを2週間実施したところ、全世界で約30万回のダウンロードがあったといいます。こうした実験も話題を呼んでベストセラーになりました。

 

フリーミアムとの親和性が高いインターネット上で広く普及

 フリーミアムのビジネスモデルは、単純にいうと、古くからある「サンプル商法」みたいなものですが、現在ではインターネット上で広く利用されるようになっています。インターネット上で提供されるコンテンツやサービスは、実店舗でスタッフがサンプル品を提供してPR活動を行なう場合と異なり、流通やマーケティングにかかわる人的コストがほとんどかかりません。そうした意味では、インターネットサービスとフリーミアムとは親和性が高いといえると思います。
 以下にフリーミアムが成功する条件を紹介します。… 続きを読む

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黒木 泰二郎/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

フリーランスライター&コピーライター、ディレクター

広告制作会社から独立後、フリーランスライターとして新聞、雑誌、ウェブなどさまざまなメディアで活躍。得意分野はIT、オーディオ、自動車、教育、保険、住宅など。取材・執筆をはじめキャッチコピー、ネーミング、販促企画、翻訳リライトなど多様なライティングニーズに対応可能。
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