経営者が掲げる戦略は、なぜ実行されないのか?

社員のモチベーションこそ、企業の成長エンジンだ

2012.11.11 Sun連載バックナンバー

 外部環境の変化が激しくなる中で、どの業界においてもビジネス構造が高度化・複雑化・ソフト化しています。それに伴い、一人ひとりの社員のモチベーションの高低が、会社全体のパフォーマンス発揮に大きく影響する時代となってきました。経営者としては、自社社員のモチベーションを適切にマネジメントできる経営スタイルを確立していくことが必須課題といえるでしょう。

 

戦略が実行に移されないのは、経営者のせい?それとも現場のせい?

 以前、中堅の企業経営者の方から「会社としての戦略を掲げたにも関わらず、現場で実行されていない」という相談をいただきました。
 実態を把握するために現場調査に伺い現状分析をしたところ、経営陣から社員に伝えられる経営方針や戦略に対して社員が示す関心は低く、そもそも企業成長のための目標を達成しようとする達成意欲は現場にはありませんでした。
 さて、問題は「経営者」「現場」のいずれにあるのでしょうか?

 

問題は「経営者と現場の間」にある

 私たちは組織の問題に対して、「人間という熟語が表す通り、問題は『人』にあるのではない。『人』と『人』との『間』にあるのだ」という考え方で向き合うようにしています。
 それは「経営者の●●な部分が良くない」「社員が▲▲だから駄目なんだ」という形で「人」に問題の原因を帰着させるよりも、… 続きを読む

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麻野 耕司

麻野 耕司

株式会社リンクアンドモチベーション モチベーションマネジメントカンパニー執行役員

大手企業向け採用コンサルティング業務に従事した後、同社の人材開発・広報マネジャー、新規事業の統括ディレクターを歴任。現在は中小ベンチャー企業向け組織・人事コンサルティングの責任者を務めている。

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