新時代の人財開発 タレント・マネジメントのすすめ

社員の能力を正当に評価していますか?

2012.10.03 Wed連載バックナンバー

 最近よく見かけるようになった「タレント・マネジメント」という言葉。その意味をご存知でしょうか。「優秀な人材を選んで育てるための人材管理法」として理解しておられるかもしれません。また「グローバル企業や大企業が膨大な従業員を管理するためのITツールの1つ」として知っている方もおられるでしょう。しかし現在では、従業員の能力を包括的に把握したうえ、戦略的に適材適所に配置し、また不足する能力を募集し採用する情報管理の考え方という理解が広まりつつあります。必ずしもITツールありきではなく、従業員個々人の興味・関心・意欲の方向に沿いながら、会社の戦略に沿った能力開発支援や登用を行うための、新しい情報管理法としてタレント・マネジメントを考えてみましょう。

 

現在の人事管理手法の問題点

 日本マンパワーが2011年に行った「仕事に関する意識調査」によれば、日本の会社員の9割が、仕事の上での悩みや不安を抱えています。
 その悩みの内訳は「給料・昇給などの賃金面」「自分のモチベーションが維持できない」「仕事が評価されない」がトップ3です。

 あなたは普段、仕事をする上で、悩みや不安を感じることがありますか(ありましたか)

「あなたは普段、仕事をする上で、悩みや不安を感じることがありますか(ありましたか)」

仕事をする上で、どのような悩みや不安がありますか(ありましたか)
仕事をする上で、どのような悩みや不安がありますか(ありましたか)

  また精神的なストレスも大きく、精神障害に関する労災補償請求件数はここ3年連続で過去最高を記録しており、メンタルヘルスの悪化が懸念されています(厚生労働省・2012年)。

 どうして働くことが、これほど苦しくなってきたのでしょうか。… 続きを読む

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長田 広海

長田 広海

フリーライター

専門家とアマチュアの間をつなぐメディエイターになりたいと思って早や15年。BtoB(Business to Business/企業間取引)のIT関連記事を中心に、Webメディア、各種書籍、雑誌に記事を提供している。

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