名車伝説!「走りを忘れられない大人たちへ」(第8回)

マイカーに世界最速の称号を! 三菱ランエボ

2013.10.29 Tue連載バックナンバー

 ランサーエボリューションは5ナンバーの乗用車であるランサーの車体に、極限まで性能を高めた2リットルターボエンジンを搭載した、ラリー仕様の車です。走行性能の高さから、映画「Taxi2」では、主人公が駆るプジョーに敵対する悪役として抜擢されたほど。まぎれもなく日本の技術力を世界に知らしめる車の1台といえます。

 

「世界最速」の加速とコーナリング

「世界最速」の加速とコーナリング 世界で一番速い車はどれか? 車に少しでも興味がある人にとって、これはとても魅力的な議論の種です。フェラーリやポルシェといった有名なスーパーカーをあげる人もいれば、最高速度400km以上を誇るブガッティ・ヴェイロンといった、マニアックな名前をあげる人もいるでしょう。さすがに日本車はお呼びでない感がありますが、実はこの議論に堂々と食い込んでくる和製スーパーカーがあるのです。三菱・ランサーエボリューション……通称「ランエボ」です。
 そもそも、世界最速の車を探すことには、「意味があるのか?」という疑問がつきまといます。ドイツのアウトバーンをのぞけば、大半の国の道路には、速度規制があります。レースカーならいざ知らず、市販車がどれほどのスペックを秘めていたとしても、発揮すれば即違法行為になってしまうのが、先進国の道路事情です。特に国土が狭い日本の速度規制は厳しく、そんな国から世界最速の車など生まれようがない、と考えるのが一般的でしょう。
 ランエボはそんな日本に対する偏見を打ち払うイメージリーダーといえるかもしれません。三菱自動車が1992年、世界ラリー選手権(WRC)で勝つことを目的に開発したこの車は、爆発的な加速力と驚異的なコーナリング性能を武器に、世界最速カーの称号を堂々と争うことができる1台なのです。… 続きを読む

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谷垣 吉彦/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

谷垣 吉彦/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

フリーランスライター

アダルト層向け商品の販促プランニングや、経営・医療系書籍の企画・立案・執筆など、幅広い分野でライターとして活動する。大阪ミレニアムミステリー賞を受賞するなど、エンターテイメント分野での実績も評価されている。

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