やっぱりスゴかった!! 今振り返るバブル黄金伝説(第1回)

東京23区で米国全土購入可能!驚天動地の地価上昇

2013.09.02 Mon連載バックナンバー

 4年の間に、泡のように膨らんで弾けたバブル景気。当時を体験していない若い世代にとっては、そのハイテンションな時代を想像するのは難しいかもしれません。そこで、今回から始まる「バブル黄金伝説」では、その功罪を検証する意味も込めて、バブル時代のアンビリーバブルな逸話を紹介したいと思います。1回目は、不動産や高級車に関する黄金伝説です。

 

「土地神話」が異常ともいえる地価高騰を生み出した

「土地神話」が異常ともいえる地価高騰を生み出した バブル景気とは、1986年12月から1991年5月までの4年3カ月間続いた空前の好景気のこと。資産価格が大幅に高騰、その後、急速に下落した様子が、まさに泡が膨れて弾けるように見えることから、「バブル景気」と名づけられました。この好景気の発生のきっかけは、1985年のプラザ合意によって生じた急激な円高対策として、金融緩和や内需拡大政策が採られたこと。バブル景気で土地価格や株価がどんどん上昇し、多くの投資家が「土地成金」「株長者」となりました。今の常識で考えるとまさに「ありえない!」バブル伝説の数々を紹介します。

 

不動産・リゾート開発に関する黄金伝説

不動産・リゾート開発に関する黄金伝説★地価は必ず上がると信じられていた!
 今では信じられないことですが、当時の社会には、戦後一貫して日本の地価は上昇し続けているという「土地神話」が生きていて、土地に投資すると確実に利益を上げられると信じられていました。これがバブル発生を促した最大の理由のひとつだったのです。

★数字の上では東京23区の地価でアメリカ全土を購入できた!
 土地の値段が高騰するなか、「いま買わないと損だ」という空気が蔓延し、不動産を購入する企業や投資家が増えていきました。その結果、東京や関西など都市部の地価が一気に上昇し、1980年代末の時点で、数字の上では東京23区の地価でアメリカ全土を購入できるといわれました。

★三菱地所が、ニューヨークのロックフェラーセンタービルを買収!
 1989年、三菱地所が約2000億円で購入したロックフェラー・センター(ニューヨーク)。当時の日本企業による国外不動産買い漁りの象徴となりました。

★高級マンションの代名詞とされた広尾ガーデンヒルズの価格は約9倍に!… 続きを読む

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黒木 泰二郎/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

黒木 泰二郎/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

フリーランスライター&コピーライター、ディレクター

広告制作会社から独立後、フリーランスライターとして新聞、雑誌、ウェブなどさまざまなメディアで活躍。得意分野はIT、オーディオ、自動車、教育、保険、住宅など。取材・執筆をはじめキャッチコピー、ネーミング、販促企画、翻訳リライトなど多様なライティングニーズに対応可能。
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