Bizコンパスセレクト・注目のニュースリリース(第22回)

「私物端末を安全に業務利用」等36本

2013.12.13 Fri連載バックナンバー

 Bizコンパス編集部が選ぶ注目のITニュースリリース。
 今週は、私物端末を安全に業務利用など36本のニュースリリースをご紹介します。

 

自律型データセンターの実証実験

 マレーシアとシンガポールのクラウド環境を統一的に制御し、サービスの負荷分散や、日本を含めた遠隔バックアップなどを実施します。その結果を踏まえ、マレーシア、シンガポール、日本の3カ国を連携させたオンプレミス型クラウドソリューションを販売する予定とのことです。

伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)が、マレーシアとシンガポールのクラウド環境を仮想的に1つに統合する「自律型データセンター(Autonomous Datacenter)」の実証実験(2013/12/05)

 自律型データセンターは、遠隔地にある複数のデータセンターを、仮想的に1つのITインフラとして統合する、CTCが推進しているコンセプトです。ソフトウェアでクラウド環境を制御するSDI(Software-Defined Infrastructure)技術により、データセンター内のサーバ、ストレージ、ネットワーク等の各ITリソースを自動的に管理することで、災害時のスムーズなサービス継続や、複数のデータセンターの余剰リソースを組み合わせた、堅牢なシステムが実現できます。また、クラウド環境のリソースの自動的な増減や、障害時の再起動の機能により、少人数の運用でシステムの性能や品質を保つことができます。
 既に国内では8月にCTCの横浜と神戸のデータセンターで、自律型データセンターの実現に向けた実証実験を行い、ソリューションの提供を開始しています。

 

私物端末を安全に業務利用

 iOS/Android端末のBYODに対応し、データやアプリケーションの公私分離機能と、高セキュリティなVPN機能を提供するサービスです。端末紛失などの場合は、個人データには影響を与えず企業データのみ遠隔削除することが可能とのことです。

NTTPCコミュニケーションズが、BYOD(Bring Your Own Device)における公私分離が可能なモバイルアプリケーション管理機能付きリモートアクセスサービス「セキュアリモートアクセス(スマートデバイス型)」を開始(2013/12/04)

 従来の端末管理サービスでは、企業が端末内のデータを全て管理し紛失時には全て消去する仕組みが多かったため、従業員が隠れて私物端末を使うというシャドーITの一因となっていました。また、私物端末を許可しない企業の場合、企業支給端末と私物端末の両方を持ち歩かなければならなくなり、従業員への負担が大きくなりがちです。

 

ミャンマー向けに通信インフラを構築

 今回、ヤンゴン、マンダレー、ネピドーの都市間を結ぶ伝送容量30Gbpsの基幹光通信網、各都市内でLTE通信、固定電話、インターネット通信を各10Gbpsでつなぐ市内光通信網、3都市合計でLTE基地局50カ所を構築しました。LTE通信約4万加入者、固定電話約150万加入者、インターネット通信約100万加入者の同時利用が可能です。

住友商事とNEC、NTTコミュニケーションズの3社が、コンソーシアムを組織し、ミャンマー連邦共和国向けに通信インフラを構築(2013/12/04)

 本通信インフラの構築は、本コンソーシアムがミャンマーの通信情報技術省と、「通信網緊急改善計画」に関し、本年5月14日付で締結した受注契約によるもので、日本政府がミャンマーに対する経済協力方針を変更した2012年4月以降、日本の政府開発援助(ODA)を活用した初めてのインフラ構築案件です。また、本計画は、ミャンマーから日本政府への要請を受けて独立行政法人国際協力機構(JICA)とミャンマー間で約束された、17.1億円の政府開発援助(ODA)を活用しています。

 

モバイル端末のみで大規模情報配信

 無線LANの端末間通信機能のみを使って大規模な情報通信ネットワークを構築する新技術です。効率的に情報配信するマルチキャスト配信技術と、無線LANの通信速度の低下を抑制する技術によって、端末が一カ所に集中する過密環境でもデータサイズの大きな情報を高速配信可能とのことです。

NECが、3G/LTEや無線LANアクセスポイントを使わず、モバイル端末の端末間通信のみで大規模で高速な情報配信ネットワークを構築する「DTNマルチキャスト配信技術」を世界で初めて開発(2013/12/03)

 大規模災害時など、通信事業者のネットワーク設備の損壊、通信の混雑、停電等により広域で通信が利用できなくなった場合、情報伝達はきわめて困難になります。また、日常生活においても、多くの人が一斉に集まるイベント会場やスタジアム、主要ターミナル駅などでは、無線通信を利用する端末が集中するため、通信速度の極端な低下が発生し、ネットワークにアクセスしにくくなるという課題があります。

 

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