Bizコンパスセレクト・注目のニュースリリース(第1回)

「ハウス内の作物の水やりをクラウド化」など38本

2013.07.22 Mon連載バックナンバー

 Bizコンパスが注目するITニュースリリース。 今週は、農業ICTクラウドサービスなど38本のニュースリリースをご紹介します。

 

農業分野でのICTクラウドサービスの活用

 農業分野でも、ICTやクラウドの活用が進んでいます。灌水(水やり)制御をプログラム制御するほか、そのノウハウを国内や海外の農場とも共有して、作物の品質を安定・向上できるそうです。

ネポンとNEC、農業の生産性向上や農産物の品質改善に貢献する農業ICTクラウドサービス「アグリネット」を強化し、ハウス内の灌水制御を行う機能を追加(2013/7/11)

 和郷園では、従来から養液栽培で灌水制御を効率的に行うために、ハウス毎に設置した灌水プログラムが複数設定できる灌水制御盤を利用して来ましたが、農業ICTクラウドサービスの導入により、これまで行っていたハウス毎に設定していた灌水制御設定を、生産者がパソコンを通じて、遠隔から灌水制御設定をすることができ、灌水状況を監視することもできます。さらに複数のハウスの灌水制御を一元的に管理し易くなります。 これらにより、和郷園は、灌水制御ノウハウの蓄積ができ、ノウハウをグループ内で共有することができます。また、どこにいてもハウス環境が確認でき、灌水制御設定をすることができるようになるため、国内にいながらにして海外に設置した農場での養液栽培も可能となり、グローバルな展開も可能となりました。

 

日本初のHTML5技術専門サイトがオープン

 日本初のHTML5技術専門サイト「HTML5 Experts.jp」が、第1弾としてオープンしました。国内外で活躍する40名以上のWeb技術専門家が記事を執筆するサイトで、今後はセミナーや勉強会などの各種イベントも企画していくそうです。

NTTコミュニケーションズが、HTML5を活用した新たなICTサービスの開発を推進するプロジェクト「NTTコミュニケーションズ HTML5ラボ」を展開(2013/07/10)

 スマートフォンやタブレット端末などが急速に普及する中で、動画やアニメーション、CG、音声などを駆使したリッチなWebアプリケーションが登場しており、こうしたサービスを実現する技術として、次世代Webブラウザの標準仕様であるHTML5が注目を浴びています。HTML5では、ビジュアライゼーション(視覚化)機能の充実に加え、双方向通信やP2P型の通信、オフライン環境での利用にも対応しており、Webブラウザ上で提供されるWebサービスの可能性が大きく広がっています。また、OSの仕様や機器の実装に依存せずに利用できるため、デバイスを問わない、いわゆるマルチプラットフォームのサービスの開発が可能になります。

 

医師が直感的に操作できる大規模病院向け電子カルテ 「直感的な操作性」

「利用者間の情報共有を促進」「目的別に必要な情報を瞬時に把握」「入力した情報を徹底的に活用」「医療安全に貢献」の5つのポイントにこだわった大規模病院向け電子カルテシステムだそうです。

NECが、300床以上の病院を対象にした電子カルテシステム「MegaOak/iS」を発売(2013/07/08)

 「MegaOak/iS」の最大の特長は、医師が直感的に操作できることを目指した「クリニカルデスクトップ機能」です。診療科や疾患ごとに画面が設定でき、診療内容に合わせた「指示」「カルテ入力」「文書作成」等を一画面で行うことができます。一画面に情報や操作を集約することで、医師の入力時の負担を軽減することが可能です。

 

再びパブリッククラウド導入の流れが加速

 パブリッククラウドの導入を一度は断念した企業が、再び前向きに情報収集など動き出したという結果です。クラウドへの肯定的な意見が多く、今後のクラウド市場の成長が期待できます。

国内企業におけるクラウドの認知度や利用/導入率は堅調に増加しているとのIDC Japanの調査結果(2013/07/08)

 クラウドの利用、検討状況において、昨年調査(2012年4月実施)では「検討したが利用しない」と回答する企業割合は、2011年調査(2011年5月実施)と比較して大幅に増加しました。このことは、2011年3月に発生した東日本大震災の影響によって、IT-BCP(ITの災害対策を含めた事業継続強化)を実現するために、高い注目を集めるクラウドをにわかに検討したものの、技術的/管理的な課題によって短期間ではクラウドの利用/導入ができないと判断する企業が多かったことが背景にあります。一方、2013年の調査では、「検討したが利用しない」との回答が大幅に減少し、「興味があり、情報を収集中」の回答が増加しました。このことは、クラウドの課題を理解した上で、情報を収集する企業の増加を表しており、今後のクラウド市場の成長を促進する要因となっています。

 

各社員に個人用の専用Web会議室を提供

 ID登録した社員が個人単位の専用会議室を所有して、管理者の手を煩わすことなく、会議室の予約、参加者の招待、常設会議室への入室ができるというサービスです。

NTTアイティが、各社員に個人用の専用Web会議室を提供するクラウドサービス「ミーティングプラザMyIDサービス」を発売(2013/07/09)

 この常設会議室入室アイコンは、メールに添付しての送付や、USBメモリに入れて持ち運ぶことができます。そのため、震災などの緊急時には、自宅や出先からワンクリックで常設会議室に入室し、安否報告、業務連絡、避難指示などを行うことが可能となり、BCP対策会議室としてもご利用いただけます。

 

その他、Bizコンパス編集部が選んだ注目のニュースリリースです。… 続きを読む

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