目からウロコ 今週の統計・アンケート(第14回)

夏休み事情2013 今年はどうとる?どう使う?

2013.07.15 Mon連載バックナンバー

 多くの職場で、年末年始、GWと並んで、夏期にも長期の休暇が設定されています。今年は、どのくらいの日数をとり、どんな風に過ごす人が多いのでしょう? 夏休み事情には社会的な状況も大きく関わってきますが、2013年はどうやらアベノミクスや韓国、中国で続く反日報道などの影響が現れているようです。

 

今夏の最多は5連休? みんなの夏休み事情

今夏の最多は5連休? みんなの夏休み事情 夏休みの連休数は、お盆前後の曜日配列のほか、企業の忙しさなどによっても増減しますリサーチバンクが6月半ばに行なったアンケート調査によると、今年の夏休みの日数について、最多の答えは「まだわからない:25%」でしたが、すでに日数が決まっている人では「5連休:15%」が最も多く、次いで「3連休:11%」「9連休:9.6%」となっています。日数がわかっている人を対象に、昨年との増減を訊ねた質問では、全体の80.9%が「変わらない」と回答。また、開始時期については、全体の約6割にあたる57.8%が「8月中旬(お盆)」と答えていて、お休みの取り方などは、例年とあまり変わらない様子がうかがえます。

 

なにをする? なにをしたい?

なにをする? なにをしたい? そんな貴重な夏休みに向け、どんな予定を組んでいる人が多いのでしょう? リサーチバンクが行なった調査では、「国内旅行(1泊以上):29.3%」が最多でした。次いで「自宅で過ごす(休息):23.3%」、「帰省:19.4%」となっており、この時期のニュースで必ず見かける海外旅行は7.9%止まり。ところが 同アンケートの「理想の夏休みの過ごし方を教えてください」という質問では28.8%という多さとなっています。「本当は海外旅行に行きたいのに……」とフラストレーションを抱えている人はかなり多いようです。
 海外旅行で興味深いのは、男女差が大きいこと。今夏に海外旅行を予定している人は、男性が5.4%なのに対し、女性では10.6%とほぼ2倍になります。夏休みの開始時期をたずねた質問でも、お盆の時期に次いで多いのが、男性では「8月上旬」なのに対し女性では「9月以降」なっています。学生などの夏休みシーズンが終わった9月以降は旅行のツアー代金が安くなることも、時期のズレに影響しているものと思われます。

 

韓国減速 米国・欧州・東南アジアへシフト

韓国減速 米国・欧州・東南アジアへシフト 女性に人気の海外旅行ですが、全体的な予約状況は昨年を下回っています。一般社団法人日本旅行業協会が6月26日に発表したJATA 夏休み旅行動向調査によると、前年同期比で7月は89.0%、8月は96.0%、となっています。連休が2回ある9月こそ105.9%と前年を上回っていますが、ツアー価格が高い夏休み期間中はまだまだ「行きたくても行けない」人が多い様子。
 旅行先にも今年は大きな変化が現れています。… 続きを読む

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谷垣 吉彦/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

谷垣 吉彦/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

フリーランスライター

アダルト層向け商品の販促プランニングや、経営・医療系書籍の企画・立案・執筆など、幅広い分野でライターとして活動する。大阪ミレニアムミステリー賞を受賞するなど、エンターテイメント分野での実績も評価されている。

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