海外IT動向ウォッチング 2017年4月~2017年9月(第14回)

冷却効率UPで運用費80%減!ドーム型データセンター

2017.07.10 Mon連載バックナンバー

 米オレゴン州の大学が、ユニークなドーム型のデータセンターを開発して注目されています。スペースや周辺設備を必要に応じて増減できる構造を持った「モジュール型データセンター」の一種ですが、データセンターの重要ポイント「熱」対策の点でも構造的に優れているとのことです。このほど、ベンチャーの手で事業化されました。

 

高性能コンピューターにも対応する設計

 ドーム型データセンターは2014年、オレゴン健康科学大学(OHSU)が同大のキャンパス内に2200万ドル(約24億円)をかけて構築しました。アルミニウムの骨格で支える直径約180フィート(約55m)の多面体のドーム型で、着陸したUFOのようにも見えます。全周に空気取り入れのための窓を備えていますが、大掛かりな冷却配管、冷却機、除湿機は不要とのことです。

 このデータセンターは、高性能コンピューティング(HPC)用につくられました。HPC用の設備はラックユニット当たり出力密度(消費電力)が高く、一般的なデータセンターが5kW未満なのに対し、HPCでは25kWを超えるといいます。プロジェクトを率いたのは、同大のITグループで技術及び高度コンピューティングのディレクターを務めるペリー・グレイスマン氏です。データセンター専門サイトのDatacenter Knowledgeは次のように説明しています。… 続きを読む

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