海外IT動向ウォッチング 2016年10月~2017年3月(第17回)

いまアメリカで最も高給かつ求人数も多い職種は○○

2017.02.20 Mon連載バックナンバー

 トランプ新政権では、米国の雇用拡大が大きなテーマになっていますが、これまでも高度人材という観点から言えば、売り手市場が続いています。

 大手求人情報サイトのグラスドアは、高給で求人数も多い「ベストジョブ」のスコアを毎年集計しており、このほど2017年版を発表しました、50位までの職種リストですが、上位はやはりハイテク系で、特にデータを扱う分野が目立ちます。

 

1位は「データサイエンティスト」

 グラスドアの「ベストジョブ・スコア」はサイトユーザーの申告などをベースに、米国の「求人平均年収に基づく予想報酬」「満足度」「求人数」の3つの指標を集計してスコアを弾き出したものです。

 今年のランキング1位は、「データサイエンティスト」で、2年連続のトップです。その前の2015年は、フィジシャンアシスタント(PA、医師助手)が1位でした。

 データサイエンティストは、ビッグデータを分析し、その結果から問題解決や状況改善のための方策を立案する職種です。基本年俸(中央値、以下同)は11万ドル(約1,250万円)と、報酬から見ても高ランクと言えます。IoTの注目度の高まりなどもあって、データサイエンティストには広い分野で高い需要があるということです。

 2位もハイテク系で「DevOpsエンジニア」となりました。こちらも基本年俸は11万ドルとのこと。DevOpsとは、開発(Development)と運用(Operations)が協力・連携することで、求められる業務を、より迅速かつ柔軟に作り上げるやり方です。

 システムやプログラムの開発から運用までを短サイクルで回し、運用の一部の自動化や合理化を実現します。通常、コンピューターサイエンスなどの学位を持っており、サーバー自動化やプログラミングでスキルと経験を持つ人材になるといいます。

 

学歴やスキルによる格差が広がる

 3位は「データエンジニア」(基本年俸10万6,000ドル=約1,200万円)、4位は… 続きを読む

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