海外IT動向ウォッチング 2016年4月~9月(第6回)

給与が高い企業は○○のレベルも高い

2016.05.16 Mon連載バックナンバー

 転職までは考えてなくても、よその会社の給料は気になるものです。どんな業種が高く、もらえる人はいったいいくらもらっているのか――。先ごろ、米国のキャリア情報サイトが発表した調査によると、米国で最も年俸が高い会社はコンサル会社の「A.T.カーニー」だったといいます。ランキング上位は、コンサル会社とハイテク企業が他の業種を圧倒していました。

 

上位25社の平均賃金は全米平均の4.5倍

 就職情報サイトの米グラスドアが年俸の高い企業のランキング「25 Highest Paying Jobs in America(アメリカの高報酬企業25社)」を発表しました。ボーナスを合わせた総年俸と、基本給とについて算出したものです。

 1位のA.T.カーニーに次ぐ2位もやはりコンサル会社で、PwC(プライスウォーターハウスクーパース)傘下のStrategy&でした。3位にはテクノロジー企業からネットワーク機器のジュニパーネットワークスが入りました。4位には、やはりコンサルのマッキンゼー・アンド・カンパニー、5位にグーグルです。

 6位以下は、VMwareAmazon Lab126 (アマゾンの研究開発機関)ボストン コンサルティング グループ(経営コンサル)ガイドワイア・ソフトウェア(損保向けシステム)ケイデンス・デザイン・システムズ(半導体開発用ソフトウェア)――。ハイテクでもコンサルでもない会社は、クレジットカードのビザが、かろうじて11位に食い込みました。

 実際の年俸額は、1位のA.T.カーニーでは総額の平均が16万7,534ドル(約1,800万円)、基本給の平均は14万3,620ドル(約1,550万円)。ハイテク企業トップのジュニパーでは、総額15万7,000ドル(約1,700万円)と13万5,000ドル(約1,460万円)となっていました。

 この調査を伝えたフォーチュンは、上位25社の平均の基本給13万ドル(約1,400万円)は、平均的なアメリカ人の年俸の中央値2万8,851ドル(約312万円)に対して、実に4.5倍の高給であると指摘しています。

 

学歴と需要の高いスキルが高報酬につながる

 なぜコンサルとハイテクの2業種の年俸が、これほどまで高いのでしょうか? グラスドアは、その理由を次のようにまとめています。… 続きを読む

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