海外IT動向ウォッチング 2016年4月~9月(第3回)

つぶやいただけでバレる、酔っ払いを判別するAI誕生

2016.04.18 Mon連載バックナンバー

 Twitterは、ツイート(つぶやき)の内容を分析することで、皆が興味を持っている対象や、流行りの言葉などを知ることができます。さらに、その人が何をしているときに、つぶやいたかもある程度分かります。

 米ロチェスター大学の研究者が、ツイートが飲酒中のものかを判別する「機械学習アルゴリズム」を開発しました。位置情報と合わせて、地域による飲酒パターンを浮かび上がらせようとの試みです。MITテクノロジーレビューが紹介しています。

 

ツイートのデータからアルゴリズムを構築

 “酔っ払い判定アルゴリズム”は、ロチェスター大学のナビル・ホセイン氏らのグループが行った研究です。レポートによると、単に言葉だけで飲酒についてつぶやいているのか、実際に飲んでいるのか、また前に飲んだ時の話なのか、これから飲むという話なのか、今飲んでいる最中なのか――。こうしたことをツイートから読み取れるようAI(人工知能)に学習させました。

 方法は、酔っ払ってのツイートなのかを判断したデータを人間が作成し、これを使ってAIを訓練するというものです。まず研究グループは、ニューヨーク市とニューヨーク州北部のモンロー郡の2カ所のジオタグ付きのツイートを収集し、アルコールまたはアルコールに関連した「飲んだ」「ビール」などの言葉を含むツイート1万1,000件を取り出しました。

 次に米アマゾンのクラウドソーシングサービス「Mechanical Turk」を利用して協力者を集め、収集したツイートを分析しました。やり方は次のような手順です。… 続きを読む

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