海外IT動向ウォッチング 2016年4月~9月(第2回)

無料ゲームは1%の”超・課金ユーザー“が支えている

2016.04.11 Mon連載バックナンバー

 基本的なサービスは無料で提供し、より高度なサービスや付加的な機能には課金するビジネスを、英語で「フリーミアム」と呼びます。

 フリーミアムはインターネット上のサービスで広く採用されています。特にスマートフォン向けのモバイルゲームでは圧倒的に多くなっています。しかし、このビジネスは、ごくごく少数のプレーヤーの購入で成り立っていることが、米国の新興モバイル・マーケティング会社の調査で数字によって明らかにされました。

 

1%にも満たないプレーヤーが全体を支える

 フリーミアムは、「フリー」(無料)と「プレミアム」(割増)を合わせた造語で、ベンチャー投資家のフレッド・ウィルソン氏が提唱。これをワイアード誌の編集長だったクリス・アンダーソン氏が2009年の著書「フリー〈無料〉からお金を生みだす新戦略」で紹介して、ネット業界の一大ブームとなりました。モバイルゲームの多くが、「プレー無料、アイテムは有料購入」としているのは、この典型です。

 新興モバイル・マーケティング会社のSwrve(スワーブ)が先ごろ発表したレポートによると、米国のモバイルゲームビジネスは、全ユーザー1%にも満たない熱心なプレーヤーによって支えられているといいます。調査は2016年2月の1カ月間、40以上の無料ゲームを対象に、2000万以上のプレーヤーの支出行動を調べたものです。

 ポイントは以下の通りです。… 続きを読む

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