海外IT動向ウォッチング 2016年4月~9月(第10回)

ケータイが繋がりにくいのは”ジャミング”のせいかも

2016.06.13 Mon連載バックナンバー

 レーダーや無線通信の電波を妨害することを「ジャミング」(jamming)と言います。米国で先ごろ、このジャミングの機器を製造販売した中国のメーカーに対して3,490万ドル(約37億円)の罰金支払いが命じられました。電波通信を管理監督する米連邦通信委員会(FCC)が申し渡した罰金として史上最高額といいます。ワシントンDCのザ・ヒル紙などが報じています。

 

運転しながらの携帯電話に腹を立て…

 発端は、フロリダ州で2013年に起こった携帯電話の妨害事件です。電波が妨害されているとの携帯電話会社の通報を受けたFCCは同州の当時60歳の自警団員の男性をジャミングの容疑で摘発しました。男性は車に装置を積んで、走り回り、長期間にわたって、他の車の携帯電話の電波を妨害する行為を繰り返したといいます。罰金命令が下った2014年の非営利の消費者関連ニュースサイトのConsumerist は次のように報じていました。

 FCCの調査官と地元の郡保安官は、方向探知機器を使って運転手が妨害信号を送っているのを発見した。装置は助手席の内側に隠してあり、男性はおとなしく自分のものであることを認めた。他のドライバーに携帯電話を使わせない目的で購入し、16カ月から2年もの間、使用していたという。

 この男性はなぜ、こんなことをしたのでしょう? 事件があったときの報道では、男性は… 続きを読む

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