海外IT動向ウォッチング 2015年10月~2016年3月(第16回)

コンテンツ不足にTV離れ、苦境の4Kテレビの秘策とは

2016.02.15 Mon連載バックナンバー

 従来の高精細テレビ(フルHD)の4倍の情報量(3,840×2,160ドット)を視聴できる4Kテレビは、家電業界期待のアイテムです。日本の量販店でも店頭を飾るイチ押しで、販売も増えていますが、対応コンテンツの不足が指摘されているところです。そんな中、米国では衛星放送サービス第2位のDish Networkが、4K画面をフルに活用して、多チャンネル同時視聴できるサービスを発表しました。背景には、インターネット動画によるテレビ離れもあるようです。

 

4K画面で多チャンネル同時視聴

 Dishのサービスは新しい専用セットトップボックス「Hopper 3」で利用できます。Hopperシリーズは番組を受信して視聴するほか、録画してスマートフォンやタブレットなど他の端末からアクセスできる機器です。その新モデルがメディアを驚かせたのは、多チャンネルの同時視聴機能でした。

 Hopper 3は1台に16チューナーを内蔵して同時に視聴や録画が可能です。別売のアダプターを使って7台までのテレビに接続できますが、4Kテレビのユーザーならば、1つの大画面を分割して複数の番組を同時に視聴できる「スポーツバーモード」という機能が利用できます。1080pだと4チャネル、720pだと6チャネルが同じ画面上に同時表示されます。

 メディアは「これで番組を見逃すことはない」「家族のチャンネル争いがなくなる」など、メリットを紹介していますが、テクノロジーニュースのTech Hiveは、次のような意味があると解説しています。… 続きを読む

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