海外IT動向ウォッチング 2015年10月~2016年3月(第15回)

IoTで懸念されるセキュリティのポイントは?

2016.02.08 Mon連載バックナンバー

 冷蔵庫など家電から、衣類、自動車まで、さまざまなものがインターネット対応になる「IoT」(モノのインターネット)は、巨大なビジネスと社会・経済の変革をもたらすと期待されています。しかし同時に、センサーが組み込まれたモノ、そしてデータが行き交うインターネットの両方でセキュリティ上の懸念も浮上しています。米Network Worldの記事「CES 2016 takeaways: IoT could be the death of your security(CES 2016まとめ:IoTはセキュリティを死に追い込むのか)」は、この問題を提起しています。

 

「安全地帯はない」

 年初に米ラスベガスで開催された家電見本市「CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー) 2016」の主役は、以前のPCやスマートフォンからIoTへと交替したといいます。

 たとえば、基調講演したインテルのCEO、ブライアン・クルザニッチ氏は、マウンテンバイクのライダーにボタンサイズの超小型コンピューター「Curie(キュリー)」を装着して速度やジャンプの飛距離を測定するデモを披露。また同社の3Dセンサー「RealSense」を搭載したランニングシューズなどを紹介しました。CESでは、ネット自動車の取り組みを発表するメーカーなども多く、IoT関連の展示が目白押しでした。

 米IDCの調査によると、世界のIoT市場は2019年まで年成長率17%で成長し、市場規模は1兆3000億ドル(約160兆円)に達すると予想されています。

 ハイテク業界だけでなく、自動車、家電、スポーツブランドとさまざまな業界が期待を寄せるIoTですが、Network Worldのリサーチャーは、これに伴うセキュリティの問題を、こう警告しています。… 続きを読む

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