海外IT動向ウォッチング 2015年4月~9月(第19回)

スマートウォッチに点字、障がい者のためのモバイル

2015.08.24 Mon連載バックナンバー

 Apple Watchをはじめとするスマートウォッチを使う人が徐々に増えていますが、目の見えない人がウォッチに触ってメッセージを確認できるというスマートウォッチ製品が発表されて話題になっています。

 従来の点字ディスプレイは高価で、誰でも手が届くようなものでなかったのですが、これなら気軽に、広く使ってもらえるだろう、と期待されているとのことです。Gizmagが「Braille smartwatch lets blind read texts(盲人がテキストメッセージを自分で読める点字スマートウォッチ)」で紹介しています。

 

メッセージを点字で通知

 視覚障がい者向けスマートウォッチは、韓国のスタートアップ「Dot」が開発しました。その名が示すように、ドット(点)に触ることで、文字を読む電子式の点字リーダーデバイスです。文字盤部分が6ピン×4ブロックの点字ディスプレイになっており、ピンが出たり、引っ込んだりして点文字を表します。ブロックはそれぞれ文字の単位で、1回に4文字を表すことができます。

 また、通常のスマートウォッチと同じように、スマートフォンと連携して、メッセージの受信を知らせたり、それを読み上げたり、予定をリマインドしたりすることができます。

 たとえば、携帯電話側でテキストメッセージを受信したら、アプリがそれを点字に変換してBluetooth経由でDotに送る。メッセージを受信したDotはバイブレーターで着信を知らせ、時計モードから点字モードに切り替わる。Dotの表面からピンが出て点字を形成し、ユーザーは指で触って読み取ることができる。

 表示スピードは、側面のボタンで調整可能です。

 

視覚障がい者の5%が電子機器を利用できない… 続きを読む

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