海外IT動向ウォッチング 2015年4月~9月(第11回)

マーケッター必見!伝説のアナリストのトレンド予想

2015.06.22 Mon連載バックナンバー

 インターネット業界で必読とされるメアリー・ミーカー氏の新しい年次トレンドレポートが発表されました。世界中のハイテク業界が注目する包括的なレポートですが、その中からマーケティング関連の4つのポイントを英オンラインメディアのMediatelが「The 2015 Mary Meeker report: Four questions every marketer should ask(2015年メアリー・ミーカー・レポート:マーケット担当者が聞くべき4つの質問)」としてピックアップしています。

 

世界の7割がモバイルを利用

 レポートは「Internet Trends 2015」というタイトルで、筆者のミーカー氏は現在、シリコンバレーの名門ベンチャーキャピタル、クライナー・パーキンス・コーフィールド・アンド・バイヤーズのアナリストです。インターネット業界で重要な指針を提供する人はたくさんいますが、ミーカー氏は“伝説のアナリスト”とも呼ばれ、そのレポートは毎年注目を集めます。

 5月に公開された最新レポートは、まずインターネット人口の増加から始まります。

 「Windows 95」の発売、そしてインターネットの本格普及元年ともいえる1995年、インターネット人口は3500万人(普及率0.6%)でした。それから約20年、インターネットを常時利用する人は世界に28億人、普及率は39%まで増えました。

 モバイルはさらに急成長したようです。1995年に携帯電話を利用する人は8000万人だったのが2014年には52億人に。普及率は1%から73%と73倍。当然インターネット経済も成長し、インターネット分野の公開企業の時価総額トップ15社の合計は、1995年に167億ドルだったのが2014年には2兆4158億ドルへと大化けしています。

 さてこのような拡大があらゆる産業に影響を与え、広範囲に変革が進んでいます。Mediatelは動画とソーシャルから、(1)垂直型TV広告、(2)「Buy」ボタン、(3)メッセージングサービスの活用、(4)動画広告――の4つのトレンドを、マーケティング担当者は意識すべきだとしています。

 

メッセージサービスをどう活用する? 

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