海外IT動向ウォッチング 2014年10月~2015年3月(第21回)

お茶の間のテレビが、あなたをスパイする日

2015.03.09 Mon連載バックナンバー

 スマートフォンに続いて、いろんな「スマート○○」が次々に登場しています。「スマートウォッチ」「スマート自動車」「スマートホーム」……。インテリジェントでネット対応のデバイスやシステムですが、その中の一つ「スマートTV」が米国で物議を醸しました。

 The Daily Beastの「Your Samsung SmartTV Is Spying on You, Basically(サムスンのSmart TVがあなたをスパイしている)」という記事がきっかけです。

 

音声認識機能が会話を転送

 記事は、スマートTV利用者向けのプライバシーポリシーに着目しました。次のような文言があったのです。

「あなたの話した言葉の中に、個人的あるいはその他の公にしにくい情報が含まれている場合は、それらも音声認識の対象としてサードパーティー(第三者)に転送されますので、ご注意ください。」

 記事は、音声認識とデータ収集の目的は盗聴ではなくスマートTVをもっとスマートにするためだろうと予想しながら、こう指摘しています。

 サムスンのプライバシーポリシーは、音声コマンドが転送されることに加えて、ユーザーのデバイスに関する情報にも注意を喚起している。これには「デバイスID」も含まれ、インターネットを経由してサードパーティーのサービスに転送されるか、「あるいは、音声認識機能を提供するのに必要な範囲で」収集される可能性があるようだ。

 ネットの人権保護などの活動をしている電子フロンティア財団(Electronic Frontier Foundation)の知的所有権担当ディレクターは、このプライバシーポリシーに「不安になる」と述べています。… 続きを読む

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