海外IT動向ウォッチング 2014年10月~2015年3月(第2回)

入会だけで100万円、“富裕層だけのFacebook”

2014.10.20 Mon連載バックナンバー

 Google、Facebook、LINEなどコンシューマー向けのネットサービスは無料が常識ですが、米国で9月に登場した新しいソーシャルネットワークサービス(SNS)は有料サービスです。それも入会時に9,000ドル(約100万円)、年会費3,000ドル(約33万円)が必要という超高額SNS。いったい、こんなサービスに誰が入って、何のメリットがあるのでしょう。

 

入会金100万円、年会費33万円

 「世界で最高級のオンラインコミュニティへようこそ」「時間よりもお金のある人向けのオンラインのカントリークラブ」。9月16日にオープンした「The Netropolitan Club」(ネトロポリタンクラブ)のサイトには、こんな文句が並んでいます。このクラブ、入るだけで、まず100万円が必要で庶民には遠い世界のようです。

 富裕層をターゲットとしているのは明らかで、他の入会条件として年齢21歳以上、実名利用などの項目があります。サイト内では共通の趣味を持つ人が集まるグループ作成機能、検索、フォローやメッセージ、ディスカッションなど、一般的なSNSで提供する機能がそろっているようです。会員は無制限でオンラインクラウドストレージサービスも利用できるようです。PCのほか、将来はタブレットやモバイルにも対応を予定しています。

 ネトロポリタンのサイトに広告はなく、導入する計画もないといいます。また、ユーザーの個人データを広告主に販売するようなこともないと断言しています。プライバシーへの配慮も特徴で、やりとりは暗号化され、検索エンジンにも引っかからないようになっているようです。登録会員数などのデータも一切公開しないとのことです。

 

嫉妬ややっかみのない富裕層だけのクラブ

 このサイトを立ち上げたのは大学生でもベンチャー起業家でもなく、ジェイムズ・トウチピーターズという音楽家です。ミネソタ交響楽団の指揮者を務めたこともあり、作曲家としても知られているようです。トウチピーターズ氏はCNNに対し以下のように語っています。… 続きを読む

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