海外IT動向ウォッチング 2014年10月~2015年3月(第16回)

普及が進まない企業SNS、成功する条件とは?

2015.02.02 Mon連載バックナンバー

 コミュニケーション、情報共有、コラボレーションなどのメリットを持つ「ソーシャルメディア・ネットワーク・サービス」(SNS)を企業でも業務に活用しようという動きがあります。そんな企業の思惑とは違って、従業員の利用は進まないという課題が指摘されています。Enterprise Apps Todayが企業でのSNS導入のポイント「5 Ways to Get People to Use Enterprise Social Software(エンタープライズ・ソーシャルソフトウェアを社員に利用してもらう5つの方法)」を紹介しています。

 

「Facebook at Work」の後押しなるか

 コンシューマー分野でのSNS人気を受け、業務向けのソーシャルメディア製品がいくつか登場しています。企業はFacebookなどのコンシューマー向けソーシャルサービスの業務中の利用に眉をひそめる一方で、SNSを業務に生かせないかと模索しています。

 市場調査会社Frost & Sullivanの調査によると、2013年のエンタープライズ・ソーシャルサービスの加入者は2012年から30%増加し、導入が始まっていることがうかがえます。MarketsandMarketsは、世界のエンタープライズ・ソーシャルソフト市場は2014年から2019年まで、年平均率11.3%増で成長し、市場規模は47億7,000万ドル(約5,600億円)から81億4,000万ドル(約9,580億円)になるとの予想を出しています。

 この動きをさらに加速しそうなのが、今年1月にFacebookが発表した「Facebook at Work」です。企業向けに特化したFacebookで、導入企業は自社でコミュニケーションや情報共有としてFacebookを利用できるサービスです。すでに、一部企業向けにパイロットテストがスタートしています。これまでこの市場はIBM、SAPといったERPベンダーが主導してきましたが、ソーシャルメディアを熟知するFacebookの参入が市場を加速するかが注目されます。

 

実際の利用は増えず

 ところが、これまで業務向けのソーシャルソフトの利用は、実際は進んでいないようです。記事は次のように指摘します。… 続きを読む

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