海外IT動向ウォッチング 2014年10月~2015年3月(第11回)

スマートフォンの盗難が世界で急増、その自衛策は?

2014.12.22 Mon連載バックナンバー

 スマートフォン人気と並行してスマートフォン盗難が世界的に問題となっています。メーカーは端末ロックのほか、遠隔初期化などのセキュリティ対策を用意していますが、米国ではFCC(米連邦通信委員会)の最新のレポートから、被害者側の活用が課題であることがわかりました。Popular Scienceが「Smartphone Theft is an Epidemic, So Secure Yours Now(スマホ窃盗は流行病、自分の端末は自分で守れ)」という記事で紹介しています。

 

大都市で頻発するスマートフォン窃盗

 FCCの12月4日の報告書(PDF)では「スマートフォンの窃盗は一般消費者、警察、モバイルデバイスエコシステム全体が直面する大きな問題」と位置づけています。2013年には、ユーザー10万人あたり368.9台のスマートフォンが盗まれ、特に都市部で多いと報告しています。

 たとえばニューヨーク市では2010年から2013年の間、暴力を伴わないスマートフォン盗は47%から55%に増加。暴力を伴うもの40%から46%に増え、すべての窃盗のうち4分の1以上、重窃盗(一定額以上の窃盗)の55%がスマートフォンに関係しているとのことです。

 サンフランシスコ市も同じような傾向です。2013年に報告された約4000件の盗みのうち59%がスマートフォンに関連していたとのこと。10万人あたりの率は282台と割り出しています。さすがはアップルのお膝元で、ターゲットになった端末のうち69%が「iPhone」だったそうです。

 英ロンドンでは、2010年から2013年の3年間でスマートフォン窃盗の件数が倍増し、2013年は3万2872件の報告があったとのことです。やはり窃盗事件の49%がスマートフォンに関連しているそうです。

 

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