海外IT動向ウォッチング 2014年4~9月(第4回)

スマホのブルーライトが目を損なう

2014.04.24 Thu連載バックナンバー

 PCの画面を長時間見すぎると目に悪い影響があるというのはよく知られていますが、スマートフォンやタブレットなどにも同じことが言えます。さらに、こうしたモバイル端末は目を近づけて見ることが多く、よりダメージが大きいとの指摘もあります。BBCの記事「Smartphone overuse may ”damage” eyes, say opticians(スマートフォンの使い過ぎは目に悪いと眼科医が警告)」が、この問題を取り上げています。

 

ブルーライトの普及

 警告は、25歳以下の若者約2,000人を対象にスマートフォンをどれくらい利用しているかを調べた調査を受けたものです。1日に何回スマートフォンをチェックするかを聞いたところ、平均で23回スマートフォンの画面をのぞき込んでいたといいます。

 特に問題になっているのは「ブルーライト」と呼ばれるディスプレイのバックライト照明です。ブルーライトは380nm(ナノメートル=10億分の1メートル)から530nmの紫~青色の可視光です。省電力、長寿命が特徴の白色LEDが液晶ディスプレイの光源として使われるようになりましたが、この白色LEDの光成分にはブルーライトが多く多く含まれているのです。眼科医のアンディ・へプワース氏は、次のようにコメントしています。

 ブルーライトは潜在的に危険で、目に有害だ。長期間見続けると、目にダメージを与える可能性がある。スマートフォンの画面を見るとき、目に飛び込んでくるのがブルーライトだ。

 

使いすぎで目に問題

 一口にブルーライトといっても、「良いブルーライト」(blue-turquoise)と「悪いブルーライト」(blue-violet)があり、良いブルーライトは体内時計を調節する効果があるといわれています。ブルーライトは自然光である太陽光にも含まれており、時差ボケのときに日光を浴びると良いといわれている所以でもあります。

 一方、悪いブルーライトは… 続きを読む

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