海外IT動向ウォッチング 2014年4~9月(第17回)

ビッグデータ時代でデータ分析担当のストレス爆発

2014.07.28 Mon連載バックナンバー

 ビッグデータの活用が増え、2012年には日本国内全企業で計61兆円の売上高押し上げ効果があったといいます。このブームで、データ分析の専門家である「データサイエンティスト」が脚光を浴びていますが、彼らのナマを声を聞くと、むしろ仕事がやりにくくなったと感じている人が多いようです。データベース専門企業のParadigm4が、米国のデータサイエンティスト100人に行ったアンケート結果を公開しています。

 

課題はデータ量よりも種類

 Paradigm4は調査で、データから洞察を得るにあたっての障害、活用しやすいデータの種類などについてデータサイエンティストに聞き、ビッグデータがどのような影響を与えたのかを探っています。

 ビッグデータによって、手がかりとなるデータが増えるのはよいことですが、データ担当者は大変です。調査では、量のみならず種類が増えていることが、データサイエンティストの仕事に影響していることがわかりました。

 調査によると、「データソースの種類が広がったことで分析作業がやりにくくなった」と回答した人は71%と、「やりにくくなっていない」の29%を大きく上回りました。40%が認めた「新しいデータの種類やデータソースの管理に手を焼いている」のほか、「どうやって回答を得るのかはわかっているが、データがとにかく大きすぎて移行が難しい」「分析に必要なメモリが足りない」などが挙がりました。

 なお、今後1年で利用が予想されるデータの種類は、取引などビジネストランザクション、位置・地理、グラフ、クリックストリーム、健康記録、センサー、画像、ゲノムなどでした。

 こうしたことから、Paradigm4は次のように分析しています。… 続きを読む

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