海外IT動向ウォッチング 2014年4~9月(第13回)

ウェアラブルでファッションとコンピューターが融合

2014.06.23 Mon連載バックナンバー

 ウェラブルコンピューター分野の開発が急進展しています。6月に発表された指輪型デバイス「Ringly」は、18金を土台にサファイアなどの宝石をあしらったもので、ハイテク製品なのかジュエリーなのかカテゴリ化に迷うところです。DataMationの記事「Why Wearables Are Coming Into Fashion(ウェラブルとファッションが融合する)」は、ファッションとウェアラブルの関係を分析しています。

 

AppleとBeatsの共通点

 ハイテク系のニュースにファッションブランドの名前を見かけることが少なくありません。たとえば、3月に「Google Glass」にファッションブランド「Ray-Ban」と「Oakley」が参加するというニュースがありました。5月末に明らかになったAppleによるBeats Electronics 買収もそうです。Beatsのヘッドフォンはファッション性が高く、高価で、ファッションブランドと位置づけることもできるからです。

 そして6月に米ニューヨークのベンチャー企業Ringlyが発表した指輪Ringlyは、iPhone/iPadまたはAndroid端末とBluetooh接続で連携して、メッセージの通知を光や振動で知らせてくれるというものです。「Fall Ring Collection(秋のコレクション)」として、ブラックオニキス、ピンクサファイアなどの宝石が付いた4種類の指輪が発表されました。

 DataMationは、AppleのBeats買収は、似たところを持つ企業同士の合体と分析しています。

 Beatsのヘッドフォンは、“並の機能”と“高すぎる”ことで知られている。実際、Beats Studioヘッドフォンはベストバイ(米国の家電量販店)で299ドルで販売されている。だが、同製品の製造に必要な部品コストはせいぜい20ドル程度と見積もられている。AppleとBeatsの製品はともに、主としてかっこよく、トレンディーに、ファッショナブルであることが大切なのだ。

 そして、AppleとBeatsの“並のものを高価に売る”という共通点は、ファッションの世界に共通しているというのです。

 

ファッションとコンシューマー技術が交わる

 記事は、「コンシューマーエレクトロニクスとファッションの世界が衝突する――。見方によっては、新しいカルチャーカテゴリを創出することになるかもしれない」と言います。どうしてなのでしょうか。… 続きを読む

全文(続き)を読む

続きを読むにはログインが必要です。

まだ会員でない方は、会員登録(無料)いただくと、続きが読めます。

連載記事

「Wi-Fiありません!」ノートPC禁止カフェが繁盛
Infostand

Infostand

このページの先頭へ
Bizコンパス公式Facebook Bizコンパス公式Twitter