海外IT動向ウォッチング(第7回)

「モノのインターネット」が運ぶサイバー攻撃の危険

2013.08.19 Mon連載バックナンバー

 コンピューターなどの情報機器に加え、家電製品・日用品・自動車・建物設備などさまざまなモノにも無線タグやセンサーを組み込んでインターネットに接続する「モノのインターネット」(Internet of Things)は、便利な暮らしと大きなビジネスチャンスをもたらします。半面、新しい危険と脅威も運んできます。インターネットにはサイバー攻撃というダークサイドがありますが、この負の面もそのまま拡大してしまうのです。官公庁のITマネジャー向け情報サイトGCN記事は、その危険性を警告しています。

 

IP対応デバイスが増えるほど分散型攻撃が強力に

 「サイバー攻撃」「サイバーテロ」という言葉をニュースなどで頻繁に見るようになりました。以前は腕前を誇示するハッカーの愉快犯的な側面も強かったのですが、最近は国家が背景にいるとみられる組織的なサイバー攻撃がクローズアップされ、もはやサイバー戦争となっているとも言われています。そのサイバー攻撃の代表的な手法が「DDoS(Distributed DoS/分散型サービス拒否攻撃)」です。

 DDoSは、大量のコンピューターが一斉に特定のサーバにパケットを送り、通信路をあふれさせて機能を停止させてしまう攻撃です。ネットワーク上にある普通のコンピューターを乗っ取って“踏み台”にし、「ボットネット」を構築。命令一下、特定のサーバに同時攻撃を仕掛け、ダウンさせるのです。… 続きを読む

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