海外IT動向ウォッチング(第4回)

スマートデバイス20億台へ、中国とインドが主役に

2013.07.31 Wed連載バックナンバー

 スマートフォンやタブレットの急速な普及は世界的なトレンドです。モバイルアクセス分析のFlurryによると、世界の「コネクテッド・スマートデバイス」は2014年に現在の2倍の20億台に増えるといいます。世界の総人口の3割に迫る勢いです。そして潜在成長性という意味で注目なのが中国とインド。巨大な人口と、経済成長がけん引して、モバイル大国になるからです。

 

スマートデバイスの巨大潜在市場

 20億台と聞いて「あれ、少ないのでは」と思った方もあるでしょうか。そう思った方はたぶん、携帯電話の数を思い浮かべたのでしょう。ITU(国際電気通信連合)の新しいレポート「The World in 2013: ICT Facts and Figures(PDF)」によると、現在、世界の携帯電話契約数は68億。普及率は96%で、特に先進国では128%と人口を上回る比率になっています。法人契約や複数持ちなどで契約ベースの数字が人口を上回るのが普通になっているからです。

 一方、Flurryの調査は、フィーチャーホンが入る「携帯電話」ではなく、「コネクテッド・スマートデバイス」、つまり、「スマートフォンとタブレット」で、かつ「契約数でなく、アクティブな端末数」を対象としたものです。スマートフォンのアクセス分析をするサービス会社なので、こうしたデータを取り出すことができるわけです。

 そのブログ「India, China, and the Map to Two Billion Connected Devices」によると、2012年4月から2013年4月の1年間の米国のスマートデバイスの増加率は47%でした。しかし、この成長率は世界的にみると、下位の方にすぎないと言います。多くの新興国で100%超の成長率が当たり前で、300%超も珍しくないからです。

 その中でも特に、人口が多く、普及率もなお低い、中国とインドが注目です。同じ期間の中国の成長率は149%、インドは160%を記録しており、さらに今後の大きな潜在成長力を持っているからです。

 Flurryの試算では、… 続きを読む

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