海外IT動向ウォッチング(第36回)

2014年、クラウドのトレンドを読み直す

2014.03.25 Tue連載バックナンバー

 クラウドは成長を続けていますが、今後はどうなっていくのでしょう。市場予測から、よく話題に上がるセキュリティ、また「OpenStack」展開の見通しまで。eWeekの記事「Enterprise Cloud Economy Driven by 10 Market Forces 2014(2014年のエンタープライズ向けクラウド市場を動かす10の要因)」は、知っておくべきトレンドを列挙。それぞれを分析しています。

 

「ミッションクリティカル」への拡大

 まずは、クラウドの市場規模についてみてみましょう。IT調査会社のIDCは、2014年の世界のクラウド市場の成長率をプラス25%と予想。「クラウド市場は前例のない速度で伸びる」とみています。

 クラウドを利用することで生産性、アジャイル(敏捷)性、競合優位などのメリットを得られるが、エンタープライズはクラウドの大きなインパクトに気づき始めている。その結果、市場は急速に成長し、拡大を遂げるだろう。クラウドは1兆ドル市場に向かって緩やかに成長曲線を描くだろう。

 この結果、ミッションクリティカルなアプリケーションがクラウドに移り始めると予想しています。ERPのような業務を支えるアプリケーションは、これまで、クラウドには適さないと考えられてきましたが、信頼性の高まりやクラウドモデルの認知・普及により、3分の2以上の企業が2014年中にミッションクリティカルなアプリケーションをクラウドに移行する計画を持っているとのことです。この傾向を受け、ITサービス側もクラウドへの移行を支援するサービスの提供を開始すると予想しています。

 また、クラウドの性能も、… 続きを読む

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