海外IT動向ウォッチング(第26回)

ニュースと情報の伝達方法が変わる!?

2014.01.13 Mon連載バックナンバー

 ニュースや情報を知る方法が変わりつつあります。かつては新聞やラジオ・テレビ、インターネットではポータルサイトへと、その中心が移ってきましたが、いまは、さらにTwitterなどのソーシャルメディア経由でニュースを知ることが増えています。米国ではFacebookからニュースを得る人が成人の3割に達している、という報告もあります。ニュースはもはや「空気のように環境の一部になった」として、「Ambient News(環境ニュース)」という表現も出てきています。

 

ニュースや情報が“空気” になる

 米国の非営利調査機関ピュー研究所(Pew Research Center)が先ごろ、ソーシャルメディアでのニュースの利用についての報告書を発表しました。それによると、Twitterからニュースを得ているというユーザーはTwitterユーザーの52%、Facebookの場合は47%に及ぶことが分かりました。

 ソーシャルニュースサイトのRedditの場合は6割を上回っています。ピュー研究所は、各ソーシャルメディアの普及率を掛け合わせ、米国の成人の30%がFacebookでニュース情報を得ていると割り出しています(米国でのFacebookの普及率は64%)。このようなトレンドから、「ソーシャルメディアはニュースへの経路」とピュー研究所は述べています。

 またユーザーはFacebook、Twitter、あるいはGoogle Plusとさまざまなソーシャルメディアを利用しており、35%が複数のソーシャルサイトから情報を得ていました。一方で、画像中心のInstagramPinterestではニュースの利用は低くなっています。

 この傾向は以前から予想されていました。2002年に英カーディフ大教授のイアン・ハーグリーブス氏とジェームス・トーマス氏が発表した論文で、英国のメディアの展望としてニュースがさまざまなプラットフォームで提供される傾向を予測し、「ニュースは、われわれが呼吸する空気のような存在、つまり環境(ambient)になる」と述べています。これにより、われわれは、何かが起こったとき、すぐに知ることができるようになると予想しています。… 続きを読む

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