海外IT動向ウォッチング(第22回)

2014年、途上国市場はますます重要に

2013.12.09 Mon連載バックナンバー

 今年も残り少なくなり、振り返りや来年の展望の記事が目につくようになりました。そのひとつで、調査会社のIDCが出した予想によると、2014年の世界のIT支出は上向きに転ずるといいます。2013年を振り返りつつ、来年の動向を考えてみましょう。

 

リーマンショック以来最大の落ち込みとなった2013年

 IDCによると、2013年の世界のIT支出予測(ハードウェア、ソフトウェア、ITサービス、テレコムサービスなどを含む)は2兆400億ドルで成長率は4%。リーマンショックでマイナスを記録した2008年より後では最低です。

 これはインフラハードウェア分野の需要低迷が要因で、PC、サーバー、ストレージは当初の予想を下回り、特にサーバー、ストレージ、ネットワーク機器の成長率は、わずか1%にとどまったといいます。そんな中で成長を牽引しているのがモバイルです。

 2013年上半期のインフラ投資が当初の予想より低く、ITベンダーにとっては厳しい一年となった。スマートフォンをはじめとしたモバイル端末は引き続き好調で、業界はモバイル端末に支えられた。

 スマートフォン、タブレットなどのモバイル端末を除くと、2013年の成長率は2.6%まで下がるとのことです。… 続きを読む

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