海外IT動向ウォッチング(第2回)

BYODと合わせて考えたいアプリとデータの安全性

2013.07.19 Fri連載バックナンバー

 コンシューマー向けサービスのトレンドが企業ITに影響を与えるということは、”コンシューマーライゼーション”と言われています。その最たる例がBYOD(Bring Your Own Device/私物端末の業務利用)でしょう。会社支給の端末ではなく個人で購入したタブレットやスマートフォンなどを業務に安全に利用できるようにするソリューションが各社から登場しています。ですが、英Guardian紙の情報セキュリティの記事は、端末だけの対応では不十分と指摘しています。アプリケーションにも目を配り、その上で利用されるアプリケーションとデータにも注意するよう促しています。

 

データは量も価値も増加、そして共有はますます簡単に

 EvernoteDropboxGoogle Drive……。これらはコンシューマー向けのアプリケーションで、写真やドキュメントを簡単に共有できます。“無料でしかも便利”はもちろん、使いやすいインターフェイスやソーシャルサービスとの連携機能など使い勝手のよさからも、日常的に利用している人は多いことでしょう。

 ですが、業務以外でこれらのツールの便利さを体感した従業員が、業務でも利用するケースが増えています。欧州のIT担当者や幹部を対象としたVanson Bourneの調査からは、91%が自分のデバイス上で業務用途にEvernoteなどのアプリを利用していることが明らかになりました。営業のプレゼン資料、マーケティング施策の説明……外部と共有する資料はどれも漏れては困るものです。調査によると、6割以上の利用者が自社のデータに関するルールを侵害していないかを心配しているとのことです。

 記事ではこのようなトレンドを、Bring Your Own Applicationsの頭文字を取って「BYOA」と紹介しています。… 続きを読む

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