海外IT動向ウォッチング(第18回)

モノのインターネットで、仕事や生活はどう変わる?

2013.11.11 Mon連載バックナンバー

 モノのインターネット(IoT=Internet of Things)は、人々の暮らしを変え、新しいビジネスを生むと期待されていますが、具体的な姿を想像するのは、なかなか難しいようです。eWeekの記事「Internet of Things Will Change the Way We Work: 10 Reasons Why(モノのインターネットがわれわれの働き方をこう変える)」は、こうした点を解説してくれています。

 

通勤やオフィスは環境に優しく

 まず交通。マイカー通勤が多い米国では、赤信号の待ち時間だけで17%の燃料が無駄に使われているといいます。そこで、センサーやビデオカメラを車道に取り付け、速度、交通量、事故や道路状態をモニタリングして、重要な交通情報をドライバーにリアルタイムに送ります。同時に車も高機能化して、送られたデータを利用しながら、最も効率のよいルートを選びます。これらのデータ収集にIoTを活用するのです。

 IoTのセンサーは、オフィスや家庭でも活躍します。部屋の人の出入りを検知して自動的に電気や空調を調整。日光の当たりぐあいをみて窓のブラインドを調節。また、コーヒーメーカーやテレビなどの家電も協調的に動作するようになります。

 センサーを利用したメーターはすでに一部のオフィスビルや家庭での利用が始まっている。今後は新たに建物のインフラを構築する際に必須の標準になるだろう。

 消費者とメーカーの関係も、購入後、必要があればアフターサービスを受けるだけといった、これまでの関係が変化します。製品には、なんらかのセンサーが組み込まれており、メーカー側は製品の故障などを予測できるようになります。同様に、医療も予防に重点が移っていきます。血圧など患者側のデータを遠隔から医師がチェックできるようになり、患者と医師の関係も、対面が基本ではなくなるといいます。… 続きを読む

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