グローバル事業拡大におけるIT活用術(第1回)

海外進出の「スピード」を支えるITが成功の鍵

2012.08.31 Fri連載バックナンバー

 近年の円高傾向から、海外に進出する企業が増えています。大企業では製造業を中心に8割がすでに進出し、素材製造の分野では6割が、機械器具製造では4社のうち3社が海外展開しています。国内市場が縮小傾向にあるので、国内や先進国の売り上げを落とさないようにしながらも、新たな市場である新興国での売り上げを伸ばそうとしているのです。円高なので、日本企業にとっては有利な状況と言えます。海外展開には、クオリティが高くコストの低い労働力を確保できるというメリットもあります。企業の認知度を向上させることにもつながるでしょう。そして、そのグローバル化の流れは、大手だけではなく中規模の企業にも来ているのです。

図1 業種グループ別ビジネスのグローバル化の状況

図1 業種グループ別ビジネスのグローバル化の状況

(出典:一般社団法人 日本情報システム・ユーザー協会 「企業IT動向調査2012」2012年3月)

図2 企業規模(従業員)別ビジネスのグローバル化の状況

図2 企業規模(従業員)別ビジネスのグローバル化の状況

(出典:一般社団法人 日本情報システム・ユーザー協会 「企業IT動向調査2012」2012年3月)

 海外での事業拡大は、製造業だけでなく、非製造業にも広がっています。国内需要の減少、アジアに代表される海外の需要拡大に伴い、コンビニなどの小売業や、飲食料品メーカーなどを中心に、海外での販売機能の拡大を図る動きが出てきています。… 続きを読む

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柳谷 智宣

柳谷 智宣

ITライター

インターネットから自作PC、エンタープライズ向けソリューションまでIT全般に精通する。常に最新のガジェットやサービスを使いこなしている。著書に「Dropbox WORKING」(翔泳社)など多数。

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