インターネットと実店舗を連携させる「O2O」のチカラ

若者をカラオケに呼び込め!スマホ集客で会員増達成

2013.01.25 Fri連載バックナンバー

 紹介する事例は、カラオケ店「ビッグエコー」や飲食店などを全国展開する第一興商。同社では、主に若年層をターゲットにしたO2Oに取り組み、メルマガやクーポンを使った集客やリピーター増加によって、会員80万人と売上効果月間3,000万円の成果を上げている。オンラインマーケティングやモバイル強化の理由、メルマガ運用のポイントについて伺った。

 「O2O(オーツーオー)」とは「オンライン・ツー・オフライン/オフライン・ツー・オフライン」の略で、ネット(オンライン)と実店舗(オフライン)を相互に連携させるマーケティング手法のこと。オンラインビジネスとして当たり前となったECの分野では、サイトへの集客手法が確立されている。O2Oでは、それを実店舗への集客や購買促進にまで広げたり、さらに店舗からネットに誘導してインセンティブを提供したりすることで、顧客のロイヤリティを高めて売上に結び付ける。
 O2Oを実現するしくみとしては、利用者が急増しているスマートフォンなどのモバイル端末を中心とした、サービスやシステムの組み合わせが主流となっている。
 第一興商では、2011年7月からO2OソリューションとしてNTTコミュニケーションズの「スマホ集客ソリューション」と「モバイルウェブ」を導入し、Webサイトの強化やソーシャルメディアの活用に取り組んでいる。

 

導入活用事例 株式会社第一興商
 スマホ集客効果で会員80万人&売上月間3,000万円!

――第一興商では、モバイルを使って店舗への集客を行なっていますが、何がきっかけだったのでしょうか?

株式会社第一興商 店舗事業推進部 次長  江頭 俊晴氏
株式会社第一興商
店舗事業推進部 次長
江頭 俊晴 氏

江頭氏:弊社では、業務用カラオケ機器の販売と賃借、「ビッグエコー」などのカラオケ店舗経営を事業の柱としています。店舗業界の競争は熾烈で、立地や地域によってブランド名を使い分けたり、料金設定を変えたりと、きめ細かい店舗戦略が求められます。弊社も、アルファベットの「BIGECHO」とカタカナの「ビッグエコー」、さらに「カラオケCLUB DAM」など、表記やブランドを使い分けています。
ビッグエコーは、おかげさまでサラリーマンやOLを中心とした大人のお客さまにご支持いただいています。一方、学生など若年層をどう集客するかが課題でした。また、競合店でもネットを使った施策に力を入れており、弊社も強化しなければいけないと感じていました。そこで注目したのが、スマートフォンなどを使ったモバイルでの集客です。

――いまスマートフォンの勢いは本当にすごくて、フィーチャーフォンからの乗り換えも進んでいますね。集客ソリューションに対しては、どういった要望があったのでしょうか?… 続きを読む

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仲里 淳

仲里 淳

フリーライター

Twitter: https://twitter.com/nakazato

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