「ソーシャルCRM」の可能性 ~企業と顧客をつなぐ新たなチャネル~(第5回)

ソーシャルCRMツール徹底比較

2012.08.28 Tue連載バックナンバー

 ソーシャルCRMのツールは、無償で利用できるものから、月額利用料金のSaaS型(Software as a Service)で利用できるもの、企業内にサーバを導入して運用するものなど、様々な種類が存在する。ここでは、SaaSとして迅速に導入できるサービスを対象に、分析ツール系、運用ツール系でいくつかの製品をピックアップし、主な機能を比較する。

 

「検索する・分析する・レポートする」機能が求められる分析ツール

 法人として本格的に活用する場合、分析ツールは検索の機能のみではなく、検索結果を様々な角度から詳細に分析し、グラフや表としてレポートする機能などが必要になる。また、時系列、発言者の性別や年齢、地域などで発言傾向を比較することで、自社の施策がソーシャルメディア上でどのように受け取られているかがより正確に把握できる。

 まず分析ツール分野では以下の4製品を比較した。

Yahoo!リアルタイム検索」(無料)
 Twitterが持つ全ツイート(プライベートコンテンツを除く)のデータ提供を受け、最適な検索結果を表示。2012年6月には、検索対象となるデータの保持期間を従来の7日間から30日間に延長し、グラフによる可視化機能を追加している。

BuzzFinder(バズファインダー)
 ソーシャルメディア上の顧客の声から企業や商品・サービスに関する書き込みを収集・分析し、マーケティング活動や風評リスク対策を支援するクラウドサービス。NTTの研究所が開発した日本語解析技術により、高い精度でポジティブ・ネガティブ分析や関連語分析ができる。また、同種のツールの中では比較的安価である。

Insight Intelligence(インサイト インテリジェンス)
 ソーシャルメディア情報は月間約5億記事。Twitterデータは過去Tweetの閲覧も可能。高度な自然言語処理技術を用いた、ポジネガ分析や、クラスタリング機能を搭載している。ツール開発・データ収集をベンダー独自で行っているため、APIでデータを利用し、独自のプラットフォーム開発や、社内データ連携も可能。

クチコミ@係長
 国内のTwitter・ブログ・掲示板などのソーシャルメディアに日々投稿される膨大な口コミ情報をリアルタイムに収集・分析することができるソーシャルメディアの分析ツール。ブログ、Twitter、掲示板等の分析と、テレビやネットニュースの露出数との相関をみることができるクロスメディア分析機能も搭載している。

… 続きを読む

全文(続き)を読む

続きを読むにはログインが必要です。

まだ会員でない方は、会員登録(無料)いただくと、続きが読めます。

このテーマについてもっと詳しく知りたい

関連キーワード

Bizコンパス編集部

Bizコンパス編集部

このページの先頭へ
Bizコンパス公式Facebook Bizコンパス公式Twitter