複合機、FAX、携帯電話、固定電話のコストを見直す(第2回)

FAX料金削減はコストダウンの盲点だ!

2012.11.16 Fri連載バックナンバー

 コストダウンを進める上でまず最初に行なうことは「いくらかかっているか?」を浮き彫りにする現状分析です。しかし、FAXにまつわる費用は多岐にわたり、それぞれに埋没してしまって、実態が把握できてないのが実情です。
 そして何よりも大事なことは、品質を落とさず、コストダウンすることです。それには「抜本的解決策・改善策」が必要です。
 その抜本的解決策が「インターネットFAX」です。

 

「ウチのFAX料金はいくら?」

 専門商社○×社では今期、社長から「コストダウン」の大号令がかかりました。ある日、総務部係長で経理を担当しているのAさんは、社長に「ウチのFAX料金いくらかかっている?」と聞かれました。
 請求・支払いを一手に任されているAさん、いつもならどの費用について尋ねられても即答できるAさん。FAX
 Aさん 「ちょっと待って下さい」
 社長  「なんだすぐにわからないのか。それじゃー、後で報告してくれ」
 Aさん 「はい、わかりました」
 実はAさん、FAXの送受信にかかっている料金を計算したことがありません。

 さて、皆さんの会社ではどうでしょうか。恐らく同じようにFAX料金は計算し、把握されたことがないのではないでしょうか。

 Aさんは考えてみました。
 「FAXの送受信にかかっている料金?……」
 「送信する時は、1.送信したいものを紙として準備する(紙に手書き、またはパソコンからプリントアウトすることになるかも知れない)、2.複合機やFAX機に原稿をセットする、3.送り先番号をダイヤルする、4.送信ボタンを押す、5.送信完了を確認する」
 「となるとこの流れの中で、必要になる費用は、紙代、印刷代(カウンター料金)、複合機、本体の料金、電気代、通信費だなー」
 「受信の時はどうだ?1.信号を受信する、2.複合機やFAX機から紙として打ち出される」
 「となると送信時と同じように複合機、FAX機本体の料金、電気代、印刷代(カウンター料金)がかかるなー」

 そうです、FAX料金と一口で言っても、このように費用が分かれているという何とも「やっかいな特性」を持っているのです。
 ですから「自社のFAX料金が毎月いくらかかっているのか?」ということが極めてわかりにくいのです。
 
 Aさんは困り果てながらも、なんとか数字をはじき出しました。… 続きを読む

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片桐 明

片桐 明

株式会社コストダウン 代表取締役

「明るいコストダウン」を提唱する、経費削減オタク。「コストダウン」と言う言葉を、「リストラクチャリング」のように後ろ向きに受け取られる言葉にしないように保全することを使命にし、日本一のコストダウン・コンサルタントを目指している。著書:『明るいコストダウン』(パンローリング)

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