失敗しないデータセンター選び!その新基準とは?

「データセンターに預けているから安心」は早計

2013.06.21 Fri連載バックナンバー

 データセンターに関しては、「企業のIT資産を24時間365日、安心・安全に預かってくれる」存在として、以前から積極的に利用してきたという企業も多いでしょう。しかし、クラウドサービスの利用拡大などにともない、企業のビジネスにおけるデータセンターの重要性が増す一方で、東日本大震災やそれにともなう電力事情の変化のみならず、あってはならないデータセンターにおけるデータ消失なども起きており、ただやみくもに「データセンターに預けているから安心」と考えるのは早計にすぎます。自社のBCPやDRを実現するうえで、現在利用している、あるいは今後利用する予定のデータセンターが、本当に有効な役割を果たしてくれるのかをきちんと見極めておく必要があるでしょう。

 「データセンターに預けているから安心」は早計

 

常日頃から対策を行われていたか否かが、東日本大震災で明らかに

 もちろん、どのデータセンターが本当に「安全・安心」なのかの見極めは、決して簡単なことではありません。いずれの事業者においても、自社のデータセンターがいかに信頼性が高いかということはうたっていますが、ユーザー企業にはなかなか見えにくく、わかりにくい部分もあり、しかも、そうした部分にこそ、データセンターの実力を真に支える要素があるとも言えるからです。

 ただ、明確に言えるのは、何か起きたときに「想定外」で済ませるのではなく、日頃からすべての可能性を“あぶりだす”ことに努め、さらにそれらの脅威への対策に取り組み続けている事業者が提供するものこそ、信頼できるデータセンターだということでしょう。東日本大震災の発生後に様々な事後対策を図った事業者も多いでしょうが、それでは今後起きうる様々な危機を想定し、対応できる力を持っているとは言えません。重要なのは、事前にどのような対策に取り組んでおり、それが実際にどのような効果を発揮したかということなのです。

 そもそも、東日本大震災の発生時にデータセンターでは実際にどのような問題が生じていたのでしょうか。… 続きを読む

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