BCP対策を強化する次の一手(第4回)

BCPソリューションツール比較

2012.09.06 Thu連載バックナンバー

 これまで3回にわたって、企業はBCP(Business Continuity Plan/事業継続計画)をより一層強化し、見直しをする必要があることを説明してきました。そしてその最適解として、多くの企業はクラウド利用を検討し、また、すでに利用を開始しています。クラウドサービスを利用したBCPの実現は、従来のように遠隔地にバックアップシステムを構築する方法とは違い、低コストで構築することができるほか、クラウドならではのシステム安定性や運用の効率性、コスト削減などといった副次的な効果も見込めるソリューションのひとつです。

 しかしながら、企業にとって、クラウドサービスを利用する際、コスト、信頼性、拡張性、運用負荷なども、検討すべき事項であり、それに対して、各社がさまざまな特徴を出したクラウドサービスを提供しています。

 たとえば、「AWS (Amazon Web Services)」はグローバルにクラウドサービスを提供していますが、それに対し、「ニフティクラウド」は日本で多くの企業での利用実績があります。また、「KDDI クラウドサーバサービス」は、他の利用者とリソースを共有しない、その利用者専用のサーバー、さらに複数サーバー間でミラーリングを行なう信頼性の高いプライベートクラウド環境を提供しています。また、NTTコミュニケーションズの「Cloudn(クラウド・エヌ)」は、後発ながら従量・上限金額の2つの課金体系を組み合わせた低価格戦略と、日本以外にも海外のデータセンターが選べるなど、多彩なサービス内容を打ち出しています。これら4つのクラウドサービスを比較していきます。

BCPを実現するクラウドサービス
AWS(amazon)
ニフティクラウド(ニフティ)
KDDIクラウドサーバサービス(KDDI)
Cloudn(NTTコミュニケーションズ) … 続きを読む

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新井 直之

新井 直之

日本クラウドコンピューティング株式会社 代表取締役社長
中小企業経営イノベーション協議会 会長

中立・公正・独立の立場で、クラウド、ソーシャル、モバイル活用コンサルティングを手がける。経営者向け講演、記事執筆多数。
著書「中小企業のためのクラウド導入の手引き」中小企業経営研究会刊。

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